2021/04/22
~2021/04/22~
「余生は穏やかに」と言うのは一般に理想とされる所と見て良いと思う。まぁ頃年の報道を見るに当代の若者が望むべくでもなかろうが、そうであるなら余生の終着に見通しの遠い私などには尚の事と思って然。
だからと言って斯様にストレスの多い余生で良いのかと自問自答が続いているこの頃。まぁ人生に張りが有ることに忌避感は既に無い。明日終わって悔いの無い人生なら充足に罪悪感も不要だろうと、まぁそんな寛容程度は手前に呉れても良かろうと。
「ストレスの話じゃないの?」
そうそう其れよ。
「日雇いも年重ねると頼りにされるのは困りものだで」
抑短い労働時間で生きるに足るだけの報酬を得て細く食い繋ぐのが目的だと言うに。
「養うお前が在ればまぁそれでも努力はしたろうが」
あぁ此れは蛇足かな。ほれ見ろ苦い顔を…いやこれ呆れてんな。
「お前元々努力とか嫌いじゃん?」
はははぐうの音も出「ぐぅ」
「音が出てる出てる」
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