第3章 査問と懲罰
第3章 主な登場人物
第3章 主な登場人物
※階級・年齢は帝国暦383年当初のもの。
※第2章までのネタバレが含まれているので、お気をつけください。
==〖帝国〗 ===========
【帝国東征軍参謀部(レイス隊)】
◆セラ=レイス
帝国陸軍少佐。
帝国東征軍の先任参謀。
紅毛に
ヴィムル河流域会戦では、村落Aからマグノマン隊の未退避を知りながら作戦を発動。
◆キイルタ=トラフ
レイス家に代々仕えてきたトラフ家の息女。
帝国陸軍中尉。
帝国東征軍の参謀。
レイスの腹心。レイス隊女性副長。
灰色の瞳、蒼みがかった黒髪が美しい24歳。
◆アシイン=ゴウラ
帝国陸軍少尉。
帝国東征軍の参謀。
巨漢、厚い胸板、太い腕、黒い短髪(五分刈り)。
快活な性格ながら、暑苦しい。
◆アレン=カムハル
帝国陸軍少尉。
帝国東征軍の参謀。
猫背で几帳面。
喜怒哀楽に欠け、左目にかかった前髪はやや神経質そうな印象を与える。
測量に優れ、バイオリンが得意だが、器用貧乏の域を出ない。
◆ニアム=レクレナ
帝国陸軍少尉。
帝国東征軍の最年少参謀。
蜂蜜色のボブヘアが躍動的。
天然と積極性のハイブリッドな乙女。
【帝国東征軍】
◆ズフタフ=アトロン
帝国陸軍大将。
帝国東征軍総司令官を務める。
白髪白髭、朴訥とした69歳の老将。
ふさふさとした口髭、もそもそとした喋り方。
野暮ったさが抜けず、付いたあだ名は「農夫」。
◆エイモン=クルンドフ
帝国陸軍中将。
帝国東征軍副将。
小柄で暗愚だがオウェル失脚後、参謀長を兼ねることになる。
公私ともに衝突を繰り返してきたマグノマンとは同期の49歳。
◆イブラ=マグノマン
帝国陸軍准将。
中央の一角(第2旅団4,000)を任されていた。
クルンドフとは同期の48歳。
成金の祖父がブリクリウの言いなりのままマグノマン家名を買収したことで「俄か貴族」と揶揄されてきた。
せこい損得感覚と妖怪じみた酷薄性の持ち主。
ヴィムル河流域会戦における村落Aにて爆死。
【東都ダンダアク】
◆アルイル=オーラム
帝国陸軍上級大将。
帝国宰相の嫡男にして東岸領の総統。
東征軍のオーナー。
肥満体(歩くラード)で醜怪な容貌。
無類の女好きな32歳。
◆ターン=ブリクリウ
帝国陸軍大将。
アルイルの傅役。
瘦身長躯にして狐のような容貌の67歳。
ポマードで撫で上げた黒髪、黒い外套・黒い軍靴から、レイスが付けたあだ名は「黒狐」。
ヴィムル河流域会戦にて爆死したマグノマンの原因究明のため、調査団を率いて現場入りすることになった。
【調査団】
◆リア=ルーカー
帝国陸軍少将。
片眼鏡チェーン、左胸に踊る太いモールほかブリクリウ派閥一の装飾過多な将校。
「キンピカ少将」62歳
◆コナン=モアナ
帝国陸軍大佐。
ブリクリウ派閥の禿げ頭。
「禿頭大佐」51歳。
◆包帯少佐
帝国陸軍少佐。
ブリクリウ派閥の包帯男。
その正体は、レイスの想像どおりで面白くも何ともない。
◆フォウォレ=バロル
帝国陸軍大尉。
ブリクリウ派閥の眼鏡。
「眼鏡大尉」29歳。
==〖ヴァナヘイム国〗 =======
◆ソル=ムンディル
ヴァーラス城主の娘。
くすんだ赤髪、アンバー(琥珀色)が入っている薄い水色の瞳。
13歳ながら、その美しさがヴァーラス領界隈において持て囃されている。
ヴァーラス城陥落後、レイス隊の保護下に置かれる。
愛くるしい見た目からは想像もつかないほどの毒を吐く。
ヴィムル河流域会戦以来、レイスのことが気になるようだ。
【作者からのお願い】
この先も「航跡」は続いていきます。
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レイスたちの乗った船の推進力となりますので、何卒、よろしくお願い申し上げます🚢
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