第9話、年越し蕎麦
蕎麦好きで一年中食べている私
それが大晦日の食文化行事
日本全国で食べる習慣になっている年越し蕎麦の意味
それを私はうろ覚えでしか知らなかった
そもそも、なんで蕎麦でなければならないのか
昔に読んだ少年ジャンプの漫画で
大晦日の日、蕎麦の代わりに味噌ラーメンを出す話しがあり
蕎麦じゃなくラーメンを出された客が
訝しながら食べた時に「おぉ味噌か!」と叫ぶオチがあった
こうやって文章で書いたら、とても陳腐な話しみたいだが漫画の力は凄い
子供の時の私の心をわしずかみにした
いまだに
年越し蕎麦から味噌ラーメンのイメージがある
私は独身の頃、「おぉ味噌か!」と感動したいが為に
大晦日に蕎麦じゃなく味噌ラーメンを食した
だけど、意外と自分でも、そんなに面白くはなかった
漫画世界は読者という観客が居るから笑える
現実では只、大晦日に味噌ラーメンを食ってる男でしかなかったのだ( 一一)
その体験を会社の同僚に話そうと思ったが
説明がめんどくさくなったので止めた
だから余計につまらないプレイした感が満載になった
私はその時、仕事で香川県に住んでいた
うどん県の香川では年越しに蕎麦じゃなくうどんを食べるらしい
私も高松市に仕事で5年間住んでいた
香川県民はよくうどんを食べる
しかも豪快にズルズルと音を立てながら食べる
若い女性もうどん食べる時は音を立てて食べる
これはびっくりしたが慣れたらどうって事はない
不思議と気にならなくなる(´・ω・`)
だからといって何も大晦日に蕎麦じゃなく
うどん食べなくてもと思うけど、、
これは漫画みたいにウケ狙いじゃなく
県民性かけての町起こし
アイデンティティ賭けての蕎麦への抵抗みたいと思っている
さて、今日は大晦日
我が家では昼に年越し蕎麦を食べた
その時に妻から
年越し蕎麦の意味を知っている?と聞かれた
私の知っている知識は
蕎麦みたいに長生きするようにとの願掛けしか知らなかった
それ以外にも蕎麦は簡単に切れるから
今年の嫌な縁を切る為との意味もある事を
妻から聞いて初めて知った
なるほどな
ラーメンやうどんではなく蕎麦である事
昔のお寺が救済食で蕎麦を作ってた意味もあるが
私はずっと妻のそばがいいと
恥ずかしいから口には出さないけど
心の中で手を合わせて
そう思っております(*^-^*)
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