第3話美人の彼女と温泉巡りはぁ・・
ボクは今回のいきさつを九条さんから聞き納得し話をする
「なるほど、それで今回癒しを兼ねた旅行だったんですね。
それにしても屑だなあいつ!
九条さんは確か新幹線の中で隣にいた方ですよね・・
凄いですね旅館が一緒なんてビックリですよ」
「ごめんなさい!偶然じゃないの・・
新幹線の席は確かにたまたまだけど、旅館は新川さんがスマホでこの旅館のこと調べてたし、予約したメールの内容もチラっと見えました。
その時名前も確認しました。
それに寝てるときの新川さんが可愛くて何故か安心できるような感じがしたの
それにあの男が、一緒の新幹線に乗ったの見たから怖くなって…
思わず同じ旅館をスマホで新幹線の中から予約したの・・」
え?あの時見られてたんだ。
ストーカーを新幹線の中で見て怖くなりそれでか・・
彼女の精神的負担ほんと必死だったんだ・・
「はぁ・・そう言うこと、それでボクの名前を…
まぁボクはいいですけど、でも九条さんほどの美人ならめちゃもてそうですけど、お願いすれば助けてくれる男性いたでしょ?
特に芸能人の人とかいろいろ・・」
九条さんは頷く
「うん、沢山の男性が声をかけられたわ、でもほとんどが私の外見で言い寄ってくる人よ!
何度か食事やお酒のお付き合いをしたけど、ほとんどが下心あって嫌な感じしかしなかった。
頼れる男なんていないわ!
男なんてみんな同じよ!」
うわーー辛辣だぁ・・
九条さんって彼氏の条件厳しそう・・
「ごめんなさい・・」
「なんで新川さんが謝るの?」
「ボクも男だから・・」
「新川さんは別よ!
あの…気になったことあるんだけど、聞いていい?」
何突然ちょっと怖いんだけど・・
「はい・・」
「さっき私を助けてくれた時あいつを撃退してくれたじゃない?
あいつ身長も190近いし体格もいいし確か、ジムとかで身体鍛えてたはずなのよ!
あの時新川さん、蹴られたのに全然平気で、身体を鍛えてるあいつをパンチ一撃で撃退するなんてビックリ!
新川さんて凄く強いのね?
武道何かやってるの?」
げ!よく見てるなぁもう・・
誤魔化さなきゃ
「アハハハハ・・たまたま決まっただけですよ」
「あー!なんかごましてる・・まぁいっか」
はぁ…疲れたぁー
「あのぉーそろそろ眠くなったので寝ませんか?
ボクどこで寝たらいいですか?
お!こっちの部屋和室だ♪
ここがいいかな?九条さんはベッドで寝るでしょ?
ボクはこっちの和室で、布団敷いて寝ますね」
「・・・はい」
ん?なんか気に障ること言ったかな・・
まぁいいゃ眠いからマジ寝よ、ボクは和室に布団を敷くと九条さんに挨拶をして眠りについた。
☆・☆・
その頃真帆は一人テーブル席に座り冷蔵庫からカクテルの瓶をだし一人で飲んでいた
「新川さん寝ちゃた、この人いなかったらどうなってたか…
怖い… これから先どうしよう…
新川さんとの旅行中に考えよう、この人なら何とかしてくれると思うし、新川さんってどんな女性が好みなんだろ気になるなぁ…
でも新川さんどこかで・・
うーん なんか眠くなってきちゃった、でも怖いしどうしよ・・
そうだ!うんこれなら安心♪
おやすみなさい新川さん・・」
・・・・
・・
・
ふぁ… よく寝たぁ ここは?
あ!そっか彼女の部屋で寝たんだ。
ん?…
えーー!何でここで寝てるの?
え?は・裸・・?なんで?
ぼ・・ボクな・なにもしてないよね、どど・どうしよう・・
お・落ち着けまずは確認だ・・
「うーん、あ!おはよう♪新川さん」
「あ!お・おはようございます。
あ・あのく・九条さん!
な・何でここで寝てるの?
し・しかも…は・裸じょ☆υ」
うふふ♪新川さん可愛い…
動揺してかんでるし
「昨日怖くて眠れなくて、お酒飲んで気持ちよくなって落ち着くまでって、新川さんに抱きついてたら、寝ちゃたみたい。
アハハ・・新川さん寝てるとき何かした?」
「☆δηな・何言ってるじょ・・し・してません!と・とにかく何か着て下さい!」
彼女は浴衣を着てボクの側にくる
「昨日は怖かったし、お酒飲んで落ち着こうと思ってたら眠くなって、怖いから新川さんのお布団に入って抱きついてたら安心しちゃったみたいアハハ」
アハハじゃないよ…もう
何なのこの子…
昨日知りあったばかりの男だよ…
よくそんな男の布団に入るよ…
「それでいつもの癖で、眠くなっていつもの癖で下着全部脱いだの…
新川さんって、寝てる姿可愛いいんだもん、だから抱きついちゃった。」
こんな美女がそんな事を恥ずかしくもなくさらっと言うなんて・・
「可愛いって、あのこれでも27歳ですよ!確かに童顔だし身体も小さいし、よく10代に見られますけど…
もう少し身長が高いと、もう少しましなのに・・
この身体じゃ仕方ないのか…ガクッ」
真帆が部屋の電話を持ち聞いて来る
「新川さん部屋の名前何でした?
食事一緒にできるようにしてもらうように、フロントに電話します。」
「楓です」
彼女はフロントに電話していろいろお願いをしてる
「40分あれば準備できるから、部屋にいてくださいだって♪」
「へ?この部屋ってここでご飯食べれるんだ!
時間あるから、この部屋の風呂入ろうかな…
おお!この部屋露天風呂ついてるんだ!
九条さんお風呂入っていいですか?」
「はい♪どうぞ!ボソボソ……」
?何か言って?聞き取れなかったけど…
どうでもいいや!
それより風呂だぁー!
やったぁ♪いい感じの露天風呂だぁ~♪
ザップーン
ボクは、小さな庭園風景の中にある露天風呂に、飛び込んだ。
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