発芽
「渋谷たいへんなことになっちゃったじゃん 怖いわね ほらほら早く勉強しなさい」
そうだ僕達にはあまり関係ないことなんだ
そう思いたかった
うぅーーーーーーーーーーーーん
「このサイレンなに?」(たけしの母)
「さっきのテロについてか。これ渋谷だったよねここ戸田だよ?まぁ遠いわけじゃないけど大げさすぎだよねうるさいなー」(たけし)
お母さんは、スマホを見て呟いた
「でもこれ渋谷やばくない?人も死んでるこんなテロになるなんて」(母)
ピロリン
「あっlinイー来たみくる君ちからだ」
(内容)「ねぇ佐藤さんちは、避難する?学校のグループだと何人か一応避難する人たちもいるみたいだけど」
母は、外を見た。
「なんか外歩いてる人いる。みんなひなんするのかな?」
母は、返信した 「うちも避難しようかな一応」
「たけし避難所に行くわよ」
「おっ!やったー勉強しなくて良くなる」
「ちょっとたけしそんな不謹慎なこと言わないの死んじゃってるかもしれない人だっているんだよ?あと避難所にワーク持って行きなさい 本当に終わらないわよ」
「こんな時でも勉強かよ」
「あんたさっき大げさすぎっていってたのにちょくちょく意見変わるわね とりあえず避難バックだけ持ってくかなんか入ってるでしょう」
「どうせすぐ帰るんだしね」
避難所に行く途中
「あ、鈴木さん」(たけしの母)
「佐藤さん やっぱりみんな避難してるんだね サイレンなるなんてこと普段ないもんね」(みくるの母)
「さすがにサイレンまでなるとね〜」(たけしの母)
「よっ!たけし なんか楽しくなってきたな」
「何言ってんだよみくるなにがだよ」
「え?だってさぁなにも起きない勉強だけの日常なんてつまんないじゃん 普段起きないことが起きるって楽しくない?」
「おれは、面倒だよ 最初は、勉強やらなくていいって思ったからやったーって思ったけどうちのママは、うるさいの」
「それなーうちのママもだよ ほんっとモンスターマミーだわ」
「ははっそうだな」
「母親の悪口をいっては、いけません(怒)」(みくるとたけしの母)
「ふんっ だ」(みくる)
「っゲめっちゃいるよおれ人混み嫌いなんだよなー」[たけし)
「おっ!みんないんじゃん」(みくる)
ガヤガヤ ガヤガヤ
「地球のワクチンについてのニュースです。現在渋谷では、多数の死者を出しております。先程消防隊が到着し現在生存者の避難などをしております」(ラジオ)
「おいすべての窓を閉めろ そとのくうきをいれるな」(市の偉い人)
「はいっ」(ボランティアの人たち)
一方その頃
「おい嘘だったのか?あんな計画のためにおれら頑張ってたのかよ」(evp職員)
「捕まっちゃうのかよ おれなんも知らなかったのに」(evp職員)
「なにがevpだ地球のワクチンだ殺人じゃねーか騙しあがって」(evp職員)
バンっ
「警察だ手を上げろ」
「違うんだ俺たちは、なにも知らなかったんだ」
「なにを言ってるんだ こんなことをしておいて 何人死んでると思ってるんだ」
「だから知らなかったんだった」
「もういい ここで討論をしても無駄だ 署で聞く」
「なんでこんなことになったんだよ(泣)」
避難所では...
「避難所ってこんなかんじなのか なんかワクワクしてきた!!」
「お前は、のんきだな おれは、少し怖くなってきた」
「ビビリだなーたけしどうせなにもおきないんだからこうゆうのも楽しんでおかないとまたすぐにつまんねー日常に戻っちゃうぞー」
「それは、やだな」
「速報です。地球のワクチンと呼ばれていた施設を閉鎖させました。避難も無事完了したとのことです。
現在渋谷を一部閉鎖しています。避難所にいる方々は、そこの方々の指示を聞き落ち着いて続報をお待ち下さい」(ラジオ)
「ほらもう終わっちゃったよ やっぱ大したことないじゃんつまんねーな」
「ちょっみくる?うしろ...」
「なに言ってんだよクソガキが人が死んでんだぞ 親は、どんな教育をしてんだよ親呼んでこいよふざけるな」(中年男性)
「ご、ごめんなさい い、今呼んできます まずい...」
ガクガク
「(あぶねーおれも怒られるところだった。変なこと言わなくてよかった)みくる、じゃあちょっとおれは、お母さんのところ戻るわ」
「おい、おまえもへんなこといってねーだろうな」
「い、いってません」
「(ひぇー怖い人だったなー)」
「あっ たけし どこ行ってたのよ もう大丈夫だってそろそろ帰るわよ」
「はーい」
帰り道
「みくる君なんか悪いことしたの?おかあさん呼びにきてたけど」
「つまんねーなっていったところをへんなおじさんにみられて...」
「そんなこといったら誰でも怒るわよ たけしも気をつけなよ」
ニョキ ニョキニョキ
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