コウソク・インサイダー


苦い炭酸水ハジケて

社会の常識はクダケて

チェリーのヘタで結んだ下手な首吊り道具は

苦い粉薬でムセて

理科の知識をアツメて

顕微鏡で覗こうか脳に巣食う脚が七本の虫


それからからっきしだめで

進展はと申しますれば

一昨日よりも自己嫌悪が

自由自在に粘土の様にべたべた


大きなカプセルに優しさ詰め込んでも

胃液に消えちゃうね

内臓まで愛して、なんてさ

手っ取り早く抱かせろ、なんて

大きなバストはバカの象徴だって

小さなバスの運転手言った

模造品のヨイコに酔っぱらって

近々白墨を吐くだろね


やーんなっちゃった、いーちぬけた

もーうなっちゃった、わーいびょうき!


舌下投与剤に甘さが絡んでいても

ムシズに負けちゃうね

来週まで待ってて、なんてさ

スマホは既に砕いたよ、だから

劣化優等生になるには

絶妙な脇の甘さが必要さ、知ってた?

辞書の角で頭殴ったって答え出ない

痛いだけ色んなイミで!

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