第50話 夢の国

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名前:多村たむら火鷹ほだか

レベル:281

 STR:D

 VIT:D

 DEX:D

 AGI:D

 MAG:D

 MEN:D

AS:

 [ 道具作成 Lv.223 ]

 [ 鑑定 Lv.344 ]

 [ 空間収納 Lv.512 ]

 [ 水属性魔法 Lv.295 ]

 [ 精錬 Lv.206 ]

 ❲ 薬品調合 Lv.733 ❳

 ❲ Empty ❳

 ❲ Empty ❳

 ❲ Empty ❳

 ❲ 火属性魔法 Lv.106 ❳

 ❲ 罠設置 Lv.739 ❳

 ❲ 罠解除 Lv.530 ❳

 [[ MAP Lv.86 ]]

 [[ 禁忌・存在壊変 ]]

PS:

 [ 剣修練 Lv.351 ]

 [ MP回復強化 Lv.734 ]

 [ 最大MP強化 Lv.709 ]

 [ 感知 Lv.1436 ]

 [ 高速詠唱 Lv.263 ]

 ❲ 聖剣 Lv.1072 ❳

 ❲ 聖鎧 Lv.3246 ❳

 ❲ 罠発見 Lv.835 ❳

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 [[ 天才錬金術師 ]]

 [[ 業罠師 ]]

リザーブ:

装備:

 ミスリルの長剣

 ミスリルの円盾

 ミスリルの鎖帷子

SP:11,425

称号:

 たくさん


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やっべ、スロットたくさん。

ポイントも沢山有るし、色々試したい。


<称号『それで、どちらに行くか決まりましたか?』を獲得しました[1]>


……そうだった。

どっちも大変だよな。

人が居なくなった方は、救えるのかどうか分からないけど……少なくとも、被害の拡大は抑えないと。

魔物の方は……俺の力で太刀打ち出来るか分からないけど、今まさに苦しんでいる人達が多くいる……


<称号『深く考えすぎじゃないですか?』を獲得しました[1]>


まあ、確かに、悩んでいても仕方が無い。

ともかく……今目の前に苦しんでいる、目に見える脅威、魔物から──


<称号『夢の国できゃっきゃうふふ、桃色生活が良いのか。それとも、モンスターハンティングを楽しんでレベル上げまで出来ちゃうが良いのか……そういう話ですよね』を獲得しました[1]>


そういう話では無いですよね。

というか、夢の国?


<称号『誰も居なくなった廃墟……そうなれば、当然、残された沢山のお宝や……若い女性の下着や、恥ずかしい自撮り写真や……』を獲得しました[1]>


写真は無いんじゃね。

また、火事場泥棒が沢山出ているんだろうな。

流石に、ベッド盗んでいる奴はいないだろうけど。


<称号『何もかもが思い通りになる、誰もが苦しまない、みんなの理想……つまり、夢の国です』を獲得しました[1]>


無人島では誰に気兼ねする事も無く、好き放題できるって奴ですよね。


<称号『最近、無人島で生活する人が増えているらしいですよ』を獲得しました[1]>


いや、俺は人がいる方が好きかな。


<称号『人を勧誘して連れてくるらしいです』を獲得しました[1]>


移民システムかあ。


<称号『では、決まりですね。夢の国に行きましょうか』を獲得しました[1]>


……いや、まあ、良いけどさ。


というか。


神隠し?とやらで、何処かに人が消えるのなら。

その先に行けば、何か分かるかも知れない。

勿論、危険極まりないけれど。


「リリバレィに向かおうと思う」


「分かりました」

「良かろう」


時間が動き出すのを待って、エメラルドとキース君に告げる。


リリバレィへと続く道。

システムは夢の国と言っていたが。

危機感が最大限の警鐘を鳴らし続け。

ただただ、不気味さが、心を蝕んでいく……


--


「アウト」


「どういう事だ?!」

「組長?!」


クラスメートの守岡と倉谷。

見かけて、嫌な予感がふつふつと……


念の為、何をしているかを聞いて。


曰く。

王都から黒い馬の置物を運び出し、近隣の村に運ぶ途中だと。

更に、黒い馬の置物を真似、模造品を造る、と。

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