番外編

外伝 二番目のネズミ



「お前は本当に役に立たない男だな」





 毎度繰り返される言葉に、はは、そうかい、と男は軽薄に頷いた。『お前』やら、『そいつ』やら、そんな呼び方ばかりされるものだから、すでに自身の名は忘れた。もしかすると生まれたときからなかったのかもしれない。腹を減らして、一日のパンを探しているときは、ドブネズミだとか呼ばれていたような気もするが、それはもう遠い過去だ。



 両腕にはじゃらじゃらと重たい鉄の輪がはめられていた。細い腕には赤黒く擦れたあとが目立つ。



「たった一人を殺すために、これだけ時間がかかるとは。初代が存命であったのならば、嘆き悲しむであろうな。なぁ、『二代目の聖女』」



 とっくの昔に死んでしまった女のことなど知りはしない。彼はただの男で、『聖女』と呼ばれるにも妙な話だ。ネズミのように汚いスラムを這いつくばっているときに、平民で、魔力持ちとは珍しい、とまるで猫の子のように捕らえられた。かの偉大な聖女と同じ魔力であると持て囃されて、力不足であると突き放されて、牢の中に押し込められた。



 聖女とは、畏怖される存在である。他国から守ると同時に、力を持ってこの国を支配した。でも、そんなことはどうでもよかった。文字すらも読めないものだから、この国の偉い人の話なんて、ああ、本当に、“どうでもいい”ことだ。



「はは……」



 いつもどおりだ。仕事を終えて、役に立たねえと罵られて、毎度牢の中に戻っていく。糞みてえな飯をあてがわれて、犬のように這いつくばってそれを食らう。乾いた笑いが漏れた。ああほんとうに、どうでもいい。



 生きることさえできれば、ただ、日々を過ごしていくことができれば。

 全てが彼にとって、どうでもいいことだった。






 ***





 聖女と同じ力の主を見つけたと、初めはそう担がれた。ドブネズミのような姿で、わけもわからず震えて、力を見せろと言われたのだが、期待の視線が、あっという間に白けるのは大して時間もかからなかった。



 初代の聖女は、溢れんばかりの魔力を持っていたときくが、彼としてみればただ聖女と似たような魔法が使えるだけで、そんな化け物じみた力はなかった。男であるから、『聖女』ではないからだと罵られたが、そんなことは彼の知ったことではない。



 隷従の魔法が使えると言っても、相手は自分よりも魔力が低い人間でなければいけない。魔力が平均よりも低い彼では使い所も難しく、ただただ飼い殺されて生きていたのだが、初代の聖女が残した宝珠を使えばこんな彼でも多少なりとて使えるとわかると、いつしか男は赤い水たまりの中ばかりを歩くようになった。






「真っ赤だな」



 手に持つ酒を見つめて、思わず呟いた。「あなたが頼んだんでしょ。さっさと飲んだら?」「ああ、そう、そうだった」「ボケてンの?」 冗談にもならない接客だ。太い声をしならせながら、店員がこちらを見下ろす。慌てて傷が滲んだ手首を服で隠した。真っ赤な酒で腹を膨らませた。



 誰が死のうと、生きようと、どうでもいい。


 そう思って生きてきた。こうして、時折ではあるが、いっときの自由を得ることもできる。店の中にはもちろん監視がついているし、ここで酒を一杯飲めばお終いだが、しけた牢屋も、幼い頃に雨風もしのげずに這いずり回っていたころに比べればずっとマシだし、何もしなくても飯が出る。少しばかりのやることはあるが、責務を果たせばあとはただ、“生きていく”ことができる。



 その繰り返しだ。役に立たないと男を罵る黒マントが誰であるのか、薄々気づきはしていたが、そんなことすらどうでもいい。飼い犬にもなりきれない。彼はなんでもない、ただの情けない、一匹のネズミだった。





「おじさん、こんなところで何してるの?」



 金髪の子供がいた。薄暗い明かりの中でもよく分かるほどに品のいい少年だ。手には小さなランプを持っている。なんでこんなところに子供が。疑問に思いながらも、とっさに出た言葉と言えば、「いやおじさんじゃねえだろ」 よく見てみろ、とあまり出しもしない声を出したものだから、わずかばかりに咳が出た。



 そのしわがれた声に、子供は驚くかと思いきや、その逆だ。ランプをことりと地面に置いたかと思えば、「うん、おじさんだよ。それで、何をしているの?」 鉄格子を両手で持って、ぱちぱちと瞬いた。何もしてねえよ。何もできねぇネズミだからな。そんな適当な言葉を返して、一生ここにはやってくるなと、何度も念を押したはずが、子供は飽きもせずにやってきた。その好奇心旺盛な少年は、城の中を探索することが一番の楽しみだと語って、それがいつの間にか、城の外に抜け出すことが一番だと鼻の下をこすって笑っていた。



「可愛い女の子と出会ったんだ。羨ましいでしょ。デートもした」

「毛も生え揃わねぇガキのくせに生意気だな」

「毛? 髪の毛ならさらさらだよ。見てみて。きれいな金髪ってあの子も言ってた」

「そこじゃねぇよ。あと適度に惚気けてくるな、このクソガキめ」



 ときおり漏れる少年の話で彼が何者であるのか、薄っすらと気づいてはいたが、そんなことすらもどうでもいい。ただ、ネズミは殺した。殺して、殺して、殺した。真っ赤な道を歩んでいった。金の髪の少年は相変わらず、惚気けて、笑って、外の話を聞かせた。腹の底から苛ついた。





「相変わらず、情けない。初代に顔向けすることもできぬな」



 ネズミをあざ笑うマントの男に、へぇへぇ、と口先だけを笑わせる。真っ赤な水たまりの中に、彼はただ埋もれていった。息もできないほどにたっぷりと呪いを体の底まで味わって溺れた。子供は成長した。子供と呼ぶには難しい年を越えた。ネズミは呪いの海を歩いていた。体中が重たく、全てを諦めて、ただ惰性に生きた。そんなとき、珍しく牢から出されたと思えば、弟子となる少女と出会った。茶色の髪と瞳で気の強そうな顔つきだ。げんなりした。



「才能がねぇ、頭もねぇ、ついでに言うと胸もねえ。終わってんな」

「な、なにを言うかこのクソ師匠!」

「そのクソの百倍クソのクソ弟子が」

「汚い言葉を繰り返すのはやめなさいよ!?」

「お前が言ってきたんだろうが」



 相変わらず重たい鉄輪をつけてはいるが、彼女に魔法の指導をするときばかりは、部屋を出される。宝珠の間と呼ばれる部屋だ。彼女は平民ではあったが、男と違い、名を持ち、学園に通っていた。聖女であるとわかったその日にこうして身柄を確保され、名ばかりの師弟関係を結んだが、それも少しばかりの間だ。学院を卒業すれば、彼と同じく、少女は城の地下に囚われる。



 ため息をつきながら、男は部屋の柱の上で、くるくると光るオレンジの石を片手で叩いた。仕事に行く前には、必ずこの石を触るようにしている。「……師匠、それなに?」「大したもんじゃねぇ」 あらそう、とつん、と少女が指で石を弾くと、暖かな光がきらきらと辺りにそそいだ。



「初代の聖女が残した宝玉だ」

「……ひぎゃーーー!!!?」



 なんてもんを触らせるのよ!? と体を震わせながら少女は飛び上がって逃げたわけだが、勝手に触ったのはそっちだろうが、と相変わらずのため息だ。騒がしくて仕方がない。



 飛ぶように時間が過ぎていく。好きな女の子と同じ学院で再会したと、金髪の少年に自慢されれば牢屋の中で憎まれ口を叩いて冷やかしたし、少女が騒げば、才能なしのクソ弟子がと頭のてっぺんに手刀を打った。ぎゃあぎゃあ、わあわあと騒がしい日常にすっかりと慣れてしまったとき、あるときネズミは連れ出されたそのときに、空を見上げた。とろけたようなオレンジ色の空は彼がよく知る石と同じようで、まったく違う。つん、と少女が石を弾いたあとの、暖かい色のようだ。






 ***





「それで、もう少しで僕は学院を卒業するわけなんだけど。あの子はただの平民なんだ」



 だから離れ離れにならなければいけない、と告げる少年は、黒い瞳を静かに伏せた。とっくの昔に声変わりも終わらせて、可愛らしい姿などどこにも見当たらない。「へえ、魔法学院に平民がいるなんて珍しい」 そんなことを考える程度には、知らぬ間に知恵もついた。それから、好き勝手に生きることもできないのだな、と思ったとき、「皇子様は大変だな」 何の気なしに言葉が出た。



 すると金の髪の少年は一つ、息を飲み込んだ。「……知ってたの?」 そりゃあ、もちろん。ネズミに命令を繰り返すマントの男も、少年と同じ髪と瞳の色をしていたから。



「僕は王になる。彼女はただの平民だ。そんな彼女を王妃にすることはできないし、できたとしても、彼女を巻き込む気はない」

「弟がいるんだろ? さっさとそいつに任せて尻尾を巻いて逃げればいい」

「生まれたからには責務があるよ。母親の立場から、表向きは対立しているけれど、幼い頃は一緒に遊びもしたんだ。彼に全てを任せて消える勇気なんて、僕にはないさ」



 面倒くさい話だ。名を持つということは、それほどまでに重たいらしい。ネズミにはとうてい理解もできないことだが。「レストリアには、幸せになって欲しいんだ。僕の分まで、どうか自由に生きてほしい」 そうして彼が口に出した言葉に、男は目を見開いた。「レストリア、と言ったか?」 男の弟子も、同じ名だ。平民で、魔法学院に通っている。考えてみればすぐにわかることだと気づいたとき、吐き気がした。



 あまりにも、腐りきった運命だ。






 酒を飲んだ。


 許された、たった一杯の酒で必死に酔った。カウンターにコップを叩きつけて、店員にたしなめられた。



 男は、耐え切れもせずに皇子に全てを話した。聖女とは呪われた力であり、王家に繋がれ、飼われているだけの存在だ。クソ弟子だ、才能の欠片もない、と告げた言葉は嘘っぱちで、レストリアはすでに男を越える才を持ち、宝珠は彼女を望んでいた。あのようなあたたかい光など、男には出すことすらもできない。ネズミの飼い主に、何の意味もない弟子であると必死で思い込ませたかった。ネズミは男であるから、大した聖女の力もないと言われていたが、もしかするとそれも間違いではなかったのかもしれなかった。



 少年も、ネズミが一体何者であるのか、薄々理解はしていた。そうして重たく告げられた事実に、震え上がった。けれども彼は否定した。何らかの道があるはずだと、諦めも知らない輝かしい瞳のままだった。愚かなことだ。




 ネズミは王家の重たい鎖に、体中を繋がれて生きてきた。聖女は王家から逃れることなどできない。“そう決まっている”。深い呪いが血の一滴まで刻まれていた。ネズミは、それを一番理解している。きっとレストリアも、すぐにそれに気づくだろう。酒臭い息を吐き出した。自身は、彼らの力になることなど出来やしない。あの皇子の瞳も、すぐさま曇って諦めという言葉を知るのだろう。



「ちょっと」



 野太い声の店員がネズミの肩を触った。



「いい加減にしなさいよ。いつもいつも心配よ。いい年なんだから。おじいちゃん」



 自身の手を見つめた。しわくちゃの、年老いた手だ。





 おじさん、なんて呼ばれるような年齢ではとっくにない。よく見てみろ、と皇子に声をかけてやった。男は長く長く、王家に繋がれた。それこそ、手にいくらもの皺が刻まれるほどの年月だ。マントの男は世代を変えて、ネズミに好き勝手に命令した。何十年の時で、たらふく人を殺してきた。それでも役に立たずと罵られて、どうでもよくて、生きる日々のために惰性に生きた。





 ネズミは、ずっと腹を立てていた。にこにこと笑って、鉄格子の向こうで語りかけてくる皇子が。師匠とこちらを呼んで、無邪気に笑っている少女が。そんな彼らに、何を残すこともできずに、真っ赤に染まった手のひらを必死に隠している、矮小な自身に腹が立った。



 いつしか無駄に年ばかりを重ねていた。ただ生きることができるならそれでいいと、全てを投げ出していた。それでいいのか、と時折聞こえる声を無視して、そして気づけばこんな、「じじいになった」 呟いた声が重たかった。



(一体、俺は何人もの人間を殺してきたのだろう)



 数えることをやめたのは、いつの頃か。手をつないだ鎖がざりざりと重たく響いて、皮膚をこする。ネズミは諦めたのではない。初めから、望むことを諦めていた。けれども、(俺はじじいだ) 残すべきものに、何かを残す。そんなことすら望んではいけないのか。



 仕事に行く度に、聖女の宝珠に手を置いた。いつか逃げ出すことができるかもしれない。確かに少しばかりはそう考えていたような気がするが、そんなことは無理に決まっているとすぐに理解したから、あとはなんの意味もなく、何十年も宝珠に力を灯し続けた。宝珠の力を借りる度に、自身の力を注ぎ込んだ。



 あと僅かで、その境目を越える。わかってはいた。けれども、そこに何の意味も見いだせなかった。そこを越えてしまうということは、彼自身の限界を越えることと同義だった。(俺は、死にたくはない) 力を使いすぎた。あと少しで、彼は文字通りの役立たずに成り果てる。(けれども) 情けない、小さな願いだ。(何もせずに、死にたくはない)




 パキリと、砕け散る音がした。





 真っ二つに割れた石を渡したとき、レストリアは初めに首を傾げて、それからしばらくすると悲鳴を上げた。ネズミは柱にもたれかかり、ため息をついた。さっさと受け取れ、とクソ弟子を罵って、しわがれた声を出した。



 それからいくつかの言葉を落として泣きじゃくる弟子に、ああ、ああ、全部知ってるとも、と珍しくも笑ってやった。彼女はネズミよりもさらなる才を持っている。三番目の聖女として彼女に望まれた仕事は、この国の皇子を操ること。愛してやまない少年を苦しめることだった。ああ、そりゃまあ苦しいな。悲しいだろうよ。俺としては、さっさと逃してやりたいが、そんなことはできやしねぇ。けどまあ、無駄に生きた人生だ。殺しすぎた。望みもない。けれども、何かの意味程度には、ちょっと残して終わりてぇ。これは俺にはもったいねえさ。お前が使え。



 自由に、望んだ道を行け。







「…………師匠?」



 クソ弟子が、とすぐさま殴ってくる、あの細っこい腕は、力なく崩れ落ちた。彼女の手の中に、半分だけのオレンジの石を落として、彼はぴくりとも動きはしない。短い出会いだった。けれどもまるで、自分のおじいちゃんのようで、口汚いくせに、どこか憎めなかった。



「自由に、望んだ道を行けって」



 そんなの、自分だって選べなかったくせに。きっと、ずっと苦しんでいたくせに。なのにこっちにはそれを進めと。わけがわからなかった。涙ばかりが溢れて、苦しかった。こぼれた悲鳴を飲み込んで、自身のできることを探した。そうして、一つの道にたどり着いた。怖かった。苦しかった。消えていく自分の体を知ったとき、様々な人の姿が見えた。




「なんで……誰も、あの子のことを覚えていないんだよ……!!?」




 あの人の弟が、悲痛な声を上げている。彼女が託されたはずの石は、少年の手の中にある。王家を憎んで、苦しんで、そんな声が聞こえた。ごめんなさい、と呟いた彼女の言葉は、もうきっと彼には聞こえない。ぐんぐんと遠くなる。真っ暗闇だ。なのに、ときおりきらめく何かが視界に弾けた。真っ暗闇の中には、丸くて、真っ青で、とてもきれいな何かがある。吸い込まれていく。



(あのひとの、幸せを祈っている)




 自分が消えてしまうそのときまで、彼の幸せを祈っていた。けれども。(祈るだけ?) ただ指をくわせて幸せの享受を祈る。そんなのおかしい。王家を恨む気持ちはある。憎しみばかりだ。けれども、そんなことよりも、胸に溢れるものはずっと別の感情で、ずんずんと膨れていく。吸えるはずもない息を吸った。力の限り叫びたかった。本当は。


 本当は、私は。



「私が、あのひとを幸せにしたいの!」











 突き出した両手の向こう側では、蛍光灯がちかちかと光っている。


「……ふぉ、あ、んあ?」


 寝ぼけていた。眼鏡をしたまま眠ってしまっていたらしい。ソファーの上で、妙な形で寝ていたから体中が痛くてたまらない。なんだか変な夢を見ていた。とても悲しくて、それでも不思議と胸が熱くてたまらなかった。あの人を幸せにする。それって、どういうことだろう、と考えて、あの人って誰だっけ、と首を傾げる。



「ああ、そんなことより、ゲームのシナリオ、シナリオ、シナリオ……!!」



 今までにない乙女ゲームのシナリオを考える、と言われてしまった。なんなのそれ。無茶振りか。すでに新しいジャンルなんて狩りつくされていて、自分の頭から飛び出るには限度がある。と、思っていたはずが、気づけばキーボードを叩く指が止まらなかった。(あの人が、残した国は、これからどうなるのか) メインのストーリーを積み上げて、裏側の物語も同時に書き込む。滅亡への物語と、その反対の物語だ。



 結局、後者はボツを食らってしまったものの、本筋は採用されて無事発売された。狂った物語だとネットで叩かれながらも、一部の層からは好評なようでホッとした。昼夜逆転していた頭を叩き起こすべく、珍しく昼から外に出て、欠伸をしながら信号を待った。青になった歩道をまったりのんびり歩いていると、慌ただしい姿で一人の女性が彼女の隣を通り抜けて消えていく。スーツ姿のところを見ると、仕事の誰かと待ち合わせだろうか。時間を考えると、営業さんかもしれない。



 もしかしたら、彼女もゲームをプレイしてくれていたりして。


 そんな考えを、ひっそりと考えて、苦笑した。こうしてシナリオを書くようになってから、いつも一人でそんな想像をして笑っている。




 書きたい物語がある。それをまだ、彼女は書ききってはいない。実のところ、それがどんな物語なのかさえもわからない。



 そもそも、彼女はすでに傍観者となっているような、そんな気さえもして、自分でもわけがわからず、これまた笑ってしまった。頭の上には真っ青な空が広がっている。片手を伸ばすと、何かを思い出しそうで、やっぱりよくわからない。



 きっと彼女は、これからも物語を紡ぎ続ける。心の底に残った、不思議な気持ちを形にするまで。





 いつかどこかで、あなたに出会うそのときまで。


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