第44話 仮面の男



「きいた? うちのお嬢様、やらかしてしまったらしいよ。なんでも聖女に悪さをしたとか」

「知ってるわよ! 聖女って、ネルラだったんでしょ?」

「そうだったの!? それなら、自業自得ってものよね。あんなにひどいことをしてたんだもの。ネルラも健気だったわ。かわいそうに」

「確かに。それに聖女に歯向かったんですもの。噂じゃあ、斬首もありえるんじゃないかって」

「ええ、やだあ。……でもちょっと安心するかも。だって、ねぇ。あのぎょろりとした目。私、見られる度に怖かったわ」

「そうよね。これでいなくなってくれると思えば……」



 ひっそりとした噂話だ。掃除道具を握りしめて、若い彼女たちはこそこそと耳打ちをしあっている。「ちょっとあなたたち」 ひえっと二人は飛び跳ねた。そうして、声の主を見て、ほっと息をついた。「なんだ、マリじゃない」 驚かせないでよ、と口先を尖らせている。



「ねえあなたもお嬢様のことをきいた? びっくりしたわよね。そこら中に兵士がいるし、みんなカリカリしているし、たまったものじゃないわ」



 ほんとにたまらないわと二人は声を揃えて、そっと視界の端で通り過ぎる兵士を見て口をつぐんだ。あれは、ヒースフェン家の長女が逃げ出さないようにと監視しているのだ。やっとこさ通り過ぎて、止まりそうな息を吐き出した。マリは白けた目をしながら、同僚達を見つめている。ため息をついて、彼女たちから去ろうとして、「というか、マリだってせいせいしたんじゃない?」 声をかけられた。



「……せいせいって」

「だって! マリがネルラの次のメイドになったんでしょ? 大変だったわよね。お茶をひっくり返されたりしたって聞くわ。本当に腹が立つ」

「ほんと。怖くて何も言えなかったけど、ずっといなくなって欲しいと思っていたの。ヒースフェン家の方々は優しい方ばかりなのに、なんでお嬢様だけがって」

「そういえば、お嬢様がこうなってしまった以上、もしかするとヒースフェン家にも何か罰が下るのかしら」

「わからないわ。でも弟のフェル様は立派な方だし、ラビィ様はただの悪魔憑きでしょ。その辺りを考慮していただけるといいのだけど……私達もこれからどうなるのか」

「ああ、一人で勝手に消えてくれたらよかったのに!」



 ぺちゃくちゃと噂話は止まらない。

 ふと、マリは不思議な気分になった。ひどく彼女たちが不愉快で、たまらなかった。



「いい加減にしなさいよ!」



 叫んだ声が、自分のものとわかるまで、少しばかりの時間が必要だった。手のひらが真っ白になるほどホウキを握りしめて、気づけば喉を震わせていた。驚いたのはマリだけではない。目の前の少女二人も、ぽかんと口を開けてマリを見つめている。「い、いい加減にって……」 慌てた。それから、畳み込むように彼女二人を睨んだ。



「いつまでサボってるのよ。あなたたち二人さっさと動いてくれないと、日が沈んでも終わらないわ! これ以上無駄口を叩くっていうんなら、メイド長に報告するから!」



 それだけ叫んで、すぐさまその場を離れた。ああ、怖い。真面目すぎるわ、とマリをあざ笑う声が聞こえる。苛立った気持ちは、その言葉からだけではない。「なによ。一人で勝手に消えてくれだなんて」



 せいせいしたんじゃない? 確かに、聞かれた言葉はその通りだ。彼女は公爵家の令嬢であるくせに、髪型だって変だし、いつまでも綺麗にさせてくれないし、煎れた紅茶はひっくり返すし、いつかこいつをなんとかやり込めてやろう、と拳を握ったのは一度や二度ではない。その上何をしているかと思えば、ときおり深夜に徘徊している様子だし、動きは怪しいし、やっぱりなんだか変だし、魔女という名は彼女にこそふさわしいとも思っていた。



 けれども毎朝会って会話をした。頭がおかしいと噂された彼女は話してみれば案外まともで、心の底ではマリは首を傾げていた。確かに、彼女がネルラをいじめていた姿を見たこともある。なんて汚い人間がいるんだろうと、そう思っていたのに。



「でも、だからって」



 殺されることまではないじゃない。

 そう呟いた彼女の声は、小さな風に飲まれて、消えてしまった。





 ***




 ラビィはネルラにしてやられた。閉じ込められた自室には、城から来た兵士が入り口を囲んでいるし、窓の外を見たところで同じことだ。もう少しだったのに。彼女を追い詰めるかけらを指の先でひっかいて、そのままこぼれて消えてしまった。



 負けてはいけない。そう彼女に言われていたのに。所詮は兎で、小さくて短い足をはねさせていただけだった。悔しい。辛い。情けない――――なんてことはまったく考えず、ラビィは案外平和に自室にてえっほえっほと筋トレを繰り返していた。あとは有酸素運動である。怯えきっていた彼女なんて、もうどこにもいない。閉じ込められたのなら、脱出するのみだ。



 どこかに、必ずチャンスはあるはず。それなら、せっかく得た体力をこんなところで失うわけにもいかない。負担にならない程度に動いて、頭の中をフル回転させた。しくじった、というのは事実だ。ネルラをなめきっていた。




 なんだかんだと言いながらも、彼女はお高く止まったラスボスタイプの人間だと思っていた。メイドとしてヒースフェン家に働いていたときはともかく、自由に動くことができる身分を得たことと、自身が聖女となることを認識していた彼女はラビィなんて、いつでも踏み潰すことができる。そう考えていたはずだ。だから他のキャラクターとの交流を図ることを重要視していたのだろうが、ラビィはあまりに目立ちすぎた。そして、あてがわれた設定もすでに踏み外している。



 本来ならば、原作と同じように、ラビィが苦しむ様を間近で眺めて楽しみたかったのだろうが、結局、飽きたおもちゃはさっさと捨ててしまうのだ。



「ふっ、ふっ、ふっ、ふーっ!!!」



 船のポーズをゆっくり繰り返しつつ、腹筋に力を込める。みよ、これが進化だ。というのはさておき、ネルラがそんな性分であることは、彼女をいじめる提案を断った程度でさっさと断罪もどきを起こしてしまうことでわかってはいた。本気になったラスボスほど、たちの悪いものはない。



 レオンが転入してきて数日後、サイはラビィの監視を外されることとなった。理由もなにもなく消えてしまったサイを不審に思った。彼ではなく、その周囲に関してだ。彼とはある程度の信頼関係を築けていると思っていたから、消えるにしても、一言程度はあるはずだ。



 だからこそ、すぐさまラビィは体調不良を偽り、屋敷に引きこもることにした。これなら、ない罪を作り上げることはできまいという苦肉の策だったのだが、ヒースフェン家に兵士たちが乗り込んできたのはその間もなくのことだった。



 聞き覚えのない罪に目を丸めて、あれよあれよと自室に閉じ込められることになった。けれども原作では、ラビィは城の地下牢に閉じ込められたはずだ。それが屋敷の自室なのだ。なんという好待遇か。城なんかよりも、よっぽど脱出の可能性が高いというものである。さすがのネルラも、あるはずのない罪の捏造には手こずったのだろう。地下牢に叩き込むまでの手を回すことができなかったのだろうか。



 ネルラは、原作での魔力の測定を待つことなく、まさかの自身からの売り込みで聖女に就任してしまった。それなら今の年まで待つことなく、さっさと聖女と主張していればいいものを、と考えたが、そうすることで身動きがとれなくなるものもある。彼女の周囲にはさらなる警備の兵が増えるだろうし、ゆっくりとラビィを苦しめていく暇なんてありはしない……のだろうが、この考えの前提として、ラビィがネルラに心底恨まれていなければならない。正直心当たりなんてないし、原因があるのなら教えて欲しいくらいだ。



(サイが、心配だわ)



 そもそも、ラビィの潔白はサイが証明してくれるはずだ。その彼に、会うことすらもできない。剣も、魔法の腕もある少年だ。ラビィなんかよりもずっと慎重で、こちらが心配するなど、失礼なことかもしれない。それでも、気になって胸の奥がざわついた。「とかなんとか、こっちも言ってる状況じゃないんだけどね!」 猫のポーズで叫んでみた。カッと背骨を伸ばしてみる。最近は訓練にヨガも取り入れている。



 さてさてどうしたものかと体と共に頭を動かしていると、何やら部屋の外から揉める声が聞こえる。相手の主は聞き覚えのある声で、男性だ。『だっから、俺は飯を運ぼうとしてるだけなの! わかる!?』『いやしかし、部屋には誰も入れるなと』『お堅すぎてたまんねぇな! こちとらお嬢様専用の食事係だよ! 飯も食わせねえで馬鹿じゃねえの! 罪人だって、飯の一つ食べる権利くらいあるだろうが!』



 飯以外何も持ってやしねえよ! と叫び声とともに無遠慮に扉が開けられた。尻尾のように髪をくくったオレンジ頭の男がガラガラとカートを突撃させてやってくる。



「あ、あなた……」



 特に見たい顔というわけではなかったが、台の上では温かな湯気が漂っている。「気が、きくわね……!!!?」「気の塊から生まれた男ですので!」 絶対嘘だが、ありがたくて涙が出てきた。



「お、おかゆがあるわ。お米がかぶってるけど、おにぎりもあるわ、漬物まで……」

「俺個人としては目にも入れたくないぶつではありますが、決死の覚悟で持ってきました!」

「相変わらず一言多いけれども、ありがたいわ……!!」



 ありがたく頭を下げて受け取った。もぐもぐとほっぺを膨らませる。ついでにお腹の中をほかほかさせた。どうせ逃げ出すこともできないと諦められたのか、すっかり扉は閉められて二人きりだ。「この度は、まあ、大変なこととなりまして……」 改まったように声をかけられると、なんとも言えない気分になる。「確かに大変ね」 そう一言でまとめると陳腐すぎるのだが、気にしていてもしょうがない。



「……お嬢様の現在の扱いは、フェル様がバルド様に陳情なさったそうですよ。始めこそは地下牢に、とのことでしたが、ラビィ様は体が弱すぎるので、耐えられるはずがないと」



 ぴたりと、匙を持つ手が止まった。「そう、フェルが……」 表立って手助けをすることはできない、と言っていたくせにと苦笑した。考えてみれば、あのネルラが温情をかけるわけがない。バルドに言われて、しぶしぶといったところだろうか。ラビィは静かに、しばらく皿の中のかゆの湯気を見つめた。そうしたところで、今度は勢いよくかきこんだ。今はとにかく、食べなければいけないときだ。



 使用人はそんなラビィを見つめ、なんとも言えず口の端をゆるく持ち上げた。「あんたは、俺にはよくわからんけど、いつも頑張ってるんだな」 そう呟く声に、「いい加減、口調を改めた方がいいわ。私以外ならクビになっていてもおかしくないわよ」 とりあえず、万一ラビィがここを去ったあとに何かあっても居心地が悪いのできちんと指摘することにした。「ですよねぇ」と使用人は笑っている。



「それでですね、お嬢様」



 もぐもぐほっぺたをふくらませるラビィを、使用人は覗き込んだ。「それ、食べたらさっさと逃げ出しましょうか」 今度は手の中から匙が滑り落ちた。



「え……はっ!?」



 そのなよっちい体で!? とラビィは叫びたくなったが、よくよく見てみると案外筋肉がついていて羨ましい、と過去に考えたことを思い出した。



「大声ださない。あのですね。俺、実はお嬢様に一つ謝らなければならないことがありまして」

「一つでいいの……!?」

「いやまあね、とりあえず聞いてくださいよ。俺はある方から、お嬢様について監視をして欲しいと命じられていたんですけど」

「監視……」



 またなにやら聞いた言葉だ。



「ほら、お嬢様って一応皇子の婚約者じゃないですか。実は婚約破棄寸前ってことは秘密中の秘密でしょ? 俺だって最近知りましたから、俺の主だって知らなかったんですよ。色々噂もあったことだし、皇子のお嫁さんに本当にふさわしいのかきちんと調査をしてくれと言われまして、お嬢様のことは逐一報告させてもらってました」



 年齢の割には入ったばかりの下働きで、いつも失礼なことこの上なくて、掴みどころのない男だった。ラビィは幾度も瞬きを繰り返した。「少なくとも、今回のことは俺も、俺の主もおかしなことだと思ってる。少なくとも、あんたは変だけど悪い人間じゃないよ。じゃなきゃ俺の家族の心配なんて、しやしないだろ」



 強制的に買い上げた使用人のローブと交換にお金を渡したときのことだ。ラビィは家族の仕送りの足しにでもすればいいじゃない、なんて言葉を告げた。少ない給金を、家族に送っている。ずっと以前に、彼はそう言って嘆いていたから。



「俺個人としても、あんたの味方になりたいと思ってる。もちろん、俺の主もだ」



 知らないうちに、誰かがラビィを見てくれていた。不思議な感覚だった。「あなたの、主って……」 呟くような声に、使用人はまるでいたずらっ子のように、にひりと笑った。



「わかんないかな? そうそう。お嬢様に会ったばかりのとき、ちょうど主殿がこの屋敷に来るっていうから報告がてらに会ってたらさ、俺が何かされているとでも思ったのか、お嬢様が割り込んできたときがあったな。あのときは肝が冷えたし、軽率すぎるって後でしこたま怒られたな」



 ――――うちの使用人が、何かいたしまして?



 じわじわと、記憶を思い出していく。目頭が熱くなった。けれども泣いている場合ではなかった。でもあんまりにも嬉しくて、両手で顔を覆った。



「つうわけで、さっさと逃げ出しましょ。ほら、刻んだ肉も入れときました。お嬢様なら、もうこれだって大丈夫でしょ?」



 皿の上には色とりどりの野菜があって、お肉だって美味しそうだ。そう、美味しそうと感じることができる。おそるおそる、フォークを伸ばした。それから、これまた口の中に詰め込んだ。



「……おいしい」

「それはよかった」



 鶏ガラ、返上じゃないですか、と使用人はラビィの目の前であぐらをかいて、頬に手のひらを宛てたまま、相変わらず、にかにかと笑っていた。



「ここに、馬鹿が来たと聞きましたが!!!」



 そのときだ。まるでさっきの彼と同じく、扉を突き破る勢いでマリが部屋に飛び込んだ。ラビィと使用人が驚く間もなく、彼女はつかつかと近づき、「男女が、同じ部屋の中にいるなどありえないでしょう! 食事運ぶのでしたら私に任せるべきです。違いますか!?」 職務に忠実すぎるクソ真面目の塊だった。



 ラビィと使用人は互いに目を合わせて苦笑した。それからすっかりと綺麗になってしまった皿を見た。



「と、いうわけでまあ、想定外のメイドさんが来ちゃったもので、腹ごなしの時間もありませんけど」

「誰が想定外ですか」

「さっさとラビィ様、逃げましょうか!」

「今!? この状況で!?」

「もちろんもちろん」



 使用人は、あんまりにも軽い仕草で、するりとラビィを横に持ち上げた。「そいじゃあごめんな。メイドさん、悲鳴をあげたっていいよ。事前準備はバッチリだから、なんの意味もないけどね」 失礼しますよ、と窓を開けて、それこそラビィが息をする間もなく、部屋の中から消えていく。



 ただ残された食器を見て、マリはぽかんと口を開けた。



「えっ、に、逃げ? え?」



 確認をしたところで、室内には誰もいない。悲鳴をあげたっていい。そう青年は言っていた。そうだ、そうするべきだ。息を飲み込んで、ぴたりと止めた。それから、ゆっくりと吐いて、足元を見つめた。



『どうか、お嬢様をお願いね』



 ネルラはマリに、そう言った。優しい彼女はきっと残されたラビィを気にかけていた。そう思ったから、彼女に手紙を送ることにした。定期的に、彼女たちは手紙を交わした。マリは本が好きだ。文章という、流れる言葉が好きなのだ。ネルラがメイドであったとき、彼女に本を見せたことがある。そのときはあまり興味がない様子で、するりと逃げて行ってしまった。そしてネルラが書く手紙は、いつもどこか薄っぺらだ。



『面白そうね』



 だからそんなネルラよりも、ずっと以前にマリの本を見て、そう言った彼女の方がきっと、よっぽど。


 こんなことを、足元を見ながらじっと考えた。ただ自分に言い訳をしたいだけかもしれない。お嬢様をお願いね。そう言いながらマリの手を握りしめたネルラの手が、メイドとしてはとても綺麗で、彼女の中で不思議な違和感として積もり積もっていたのだ。



(でも、逃げることはいけないことだわ)



 マリだって、その罪に加担したことになってしまう。どうしよう、どうしよう、と幾度も逡巡した。それから、結局悲鳴をあげることにした。とにかく、たっぷり、たっぷり時間をとって。彼らが逃げる時間を稼いで。





「だれか、助けて! お嬢様が逃げてしまったわ!!!!」




 ***





 あまりにも目まぐるしかった。使用人に横抱きにされながら、ラビィはひどく目を回した。彼のまるで野生の動物のような身軽さで、道ならぬ道を通り抜けていくさまには圧倒された。それから、ふとしたときに、「ああ、こりゃ俺の役目じゃなかったな」と何を思ったのか、横抱きから背中に抱え直したときには胃の中身がおかしくなってしまうかと思った。最近は頑丈になっててよかったな! と彼に叫んでやりたくて仕方がない。



「結局、あのメイドさんはどうしたのかな。こっちはフェル様がさんざんラビィ様の虚弱をアピールしてくれたから、兵士のやる気のなさにやりやすくってたまらないけど」

「悲しいような、ありがたいような……」



 真面目なマリのことだ。さっさと助けを呼んだのかもしれない。でもそれは仕方のないことだし、彼女自身が疑われることのないことを祈っているから、そうしてくれた方がいいかもしれない。



「ああ、ちなみに俺たち、ちょっとした隠れ家に向かっているんですけど」

「隠れ家?」

「お嬢様が好きな場所かな」



 まったく予想がつかない。案外がっちりとした使用人の背中に掴まった。

「あっ、しまった」 今度こそ、なんなんだとラビィは眉を顰めた。「俺、名前も言ったことありませんでしたよね」 言われてみれば、というところである。「私はいつもあなたを使用人と心の中で呼んでいたわ」「ひっでえな!」



 彼女を背に負いながら、彼はちらりと振り返った。



「俺の名前はフォクス・テイルマスク。お気軽にフォクスとお呼びください」



 オレンジ髪の雀のような尻尾の男。フォクス・テイルマスク。つまりはフォックス。――――狐の尻尾の、仮面の男。


 ラビィは目を見開いた。





「あなた、狐だったの?」



 なるほど狐だったのね、と繰り返すラビィに、はっはと使用人は声を上げた。



「いやあ、相変わらず、お嬢様が言うことは意味がわからねぇっすわ!」

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