応援コメント

番外編 小説執筆ツールをご紹介します」への応援コメント


  • 編集済

    尻鳥さんこんにちは。
    少し時間に空きがあったので最後まで読ませていただきました。

    私はほぼカクヨムでしか活動したことがないので、
    私の知らない世界や様々な経験談を聞くことができて、
    とても参考になりました。

    それだけに「なぜ読まれないんだ!」
    「どうして有益な話をしたのに評価されないんだ!」
    と憤りを感じる時もあるでしょう。

    ちなみに私にはその理由が分かります。
    誠に勝手ではありますがお礼として、
    その「ヒント」をお伝えしたいと思います。

    (直接答えを伝えないのは尻鳥さんが自分の力で考え、気づくことに意味があると思っているからです)

    尻鳥さんは学生時代に学校の朝礼である、
    「校長先生の有難いお話」をどう思っていましたか?

    「さすが校長先生! 校長にまで登りつめる人の話は違うなあ! もっと聞きたい!」
    「こんな素晴らしいお話を無料で聞ける自分たちは幸せ者だ」
    と思っていましたか?

    おそらく、思ってなかったと思います。

    何故でしょうか?
    その理由に気づくことができれば、

    尻鳥さんは近々創作者として、
    大きな飛躍を遂げることができると思います。

    (追記)
    返信ありがとうございます。
    まず私が早とちりしていたことをお詫びします。

    私の創作論は「読まれるテクニック」を紹介している性質上

    読んでいる人はみんな、
    「結果を出したい」
    「今の自分の現状に不満を持っている」
    という先入観を持っていました。

    しかし実際は純粋な興味により、
    読んでくださっていたのだなと分かりました。

    私は創作に対する姿勢は人の数だけ答えや形がある、

    むしろ正解がないものだと思っているので、

    たとえ「私はこう思う! あなたの考え方は違う!」
    と言われても基本的に気にしません。

    創作論の中ではいろいろ語っていますが、

    読んでくださった方に新たな視点を与えることが目的で
    否定や押し付けることが目的ではないので、
    あのような書き方になりました。

    以前は私も小説家になりたい。
    絶対になれると確信する程の才能があると思っていましたが、

    執筆活動を続けていくにつれて
    いろいろなことが分かってきたことから、

    「もういいかな。他の人に託して別の面白いことを探すか」
    と満足半分、諦め半分の気持ちでこの創作論を書くに至りました。

    私は「やるからには結果を出す」を軸に
    「こう仕掛けたらどうなる?」
    と試行錯誤することが好きなので、

    これからは気が向いたらの連載になりますが、

    何かしらの形で尻鳥さんの役に立ったり、
    面白いと思ってもらえたりしたら嬉しいです。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。
    貴方の文章を、大変面白く読ませていただきました。
    そして、これだけ真摯に読んでいただいたのだから、ちゃんと返信するべしという気持ちに突き動かされて、ちょっと長文になってしまいましたが、ここに少しばかり恥を記したいと思います。

    まず、誤解がふたつ、あると思います。
    ひとつ。私は、創作者としてのステップアップをメインには望んでいません。そりゃ、もっとうまく書けるようになりたい、もっと褒められたい、もっと何か手に入れたい、とは思いますが、私にとってカクヨム活動の本質は「健康的ではない娯楽」であり、その本質の楽しみにそぐわない強度を持つ健康的な向上心は、今後も持つつもりがありません。二の次、ということですね。
    この点については本文中にも書いている通りです。

    また、私は、
    >「なぜ読まれないんだ!」
    >「どうして有益な話をしたのに評価されないんだ!」
    >と憤りを感じる
    ことは、まったくありません。本当ですよ。
    その理由は、私自身が、他人の作品を「読まない」し「有益な話でも評価しない」からです。そこに、「なぜ」や「どうして」が入り込む余地はありません。
    自分の自由は、他人の自由であり、その逆もしかり。
    この点についても本文中にも書いている通りです。

    ふたつ。私が「俺のカクヨム」のようなエッセイにおいてメインとしていること、そして他の作品にも若干のイデオロギーが含まれる理由は何か、というと。
    貴方が校長先生の話に例えて書かれていることに対して、私はニヤニヤしながら読んでしまいました。「やっぱり、判る人には判るもんだなあ」と思って。
    私がカクヨム活動の本質(向上心よりも上位)としていること、それは、あえて偽悪的に表現するなら、まさしく「校長先生の話」です。もちろん、動機はそれだけではありませんが、私も客観的に見れば老害のひとりですので。

    ここらへんが「恥を書いている」のですね!
    アルマナック・エボリューション(還暦)!

    校長先生は、別に生徒のことだけを思って話すわけじゃないんですね。自分の地位や権力をひけらかしたり、自己顕示欲を満たすためにも話すのです。その割合は人それぞれだと思いますが、私はそれを、本人にその欲の自覚がある限り、そして生徒のことを馬鹿にしない限り、悪いことだとは思っていないのです。同時に、その昏い楽しみを損なうような努力を必要とする改善を行いたくはないのです。手間のかからない小手先のテクは行いますが。

    その昏い楽しみは、タナボタ恋愛モノや俺tueee異世界モノが、これほど書かれている現状や、ちょっと否定的なレスにも過敏に反応する自覚なき作者たちと通底しています。そして私は、私と同じようなモブを許し、それを許すことで許されると思っています。でも、マジでこれから作家を目指すヒトには少し厳しくなっちゃうかも。だって本職の作家って、狭き門ならともかく狭き生活できないんだもん。

    以上、提案やヒントをいただいたそのお気持ちを大変嬉しく思う(ホントだよ!)し、書き込む至る貴方の歯がゆさも痛いように判るし、20代の頃にこのアドバイスもらっていたら作家になっていたかもとも思うし、単純に貴方の文章を面白くも読んでいる(ホントだったら!)のですが、貴方の持っているであろう(違ってたらごめんなさい)前提は、「俺のカクヨム」ライフとは離れているんですよね。

    もし、このレスに怒ったり呆れたりしないのなら、ぜひまた書き込みをお待ちしています。