自分のペース

自分のペースでいきましょう

焦ったって、追い詰めたって、自分が苦しいだけだもの。

たしかに、周りに合わせなきゃいけない時はあるけれど。

無理に無理に、笑顔を作って、嘘を吐いて、他人の歩幅に合わせていたら、いつか自分が死んでしまうよ。

だからいいの。

わたしはわたしの。

きみはきみの。

ひとはひとの。

それぞれの速さで、いきましょう。

分からないのなら、納得がいくまで向き合って。

つらいのならば、周りの人に手を伸ばして。

休んだって、時には良いの。

無理して無理して、倒れてしまったら、意味が無いもの。

あなたが進むのは、あなたの人生。

あなただけの道。あなただけの物語。

唯一無二の、後にも先にも、たった一つだけの物語。

それは誰にも指図は出来ないし、他の誰も綴れない。

ゆっくりゆっくり、あなたの経験で、あなたの考えで、ページを埋めていくの。

振り返れば、ほら

色鮮やかな思い出たち。

自分はダメだなんて思わないで。

価値が無いなんて、生まれなければよかったなんて、思わないで。

あなたがいたから笑顔になれた。

あなたがいたから幸せになれた。

あなたがいたから、救われた。

あなたの周りには、そんな人たちがたくさんいるはず。

自分を否定することは、自分のそれまでを、自分のために頑張ってくれた人たちを否定することにもなってしまうから。

でも、時にはそんな風に思ってしまうこともあるだろうから。

そんな時は、ゆっくり休んで。

好きなものを食べて、好きなことをして。

泣いて、笑って、眠って。

明日から、また頑張ろうと思えるように。

隣を見てごらん。

大丈夫。

あなたのペースで進んで良いんだよ。

隣でも、前でも、待ってくれてる人は、手を引いてくれる人は、背中を押してくれる人は、必ずいるから。

あなたはあなたのペースで。

ゆっくり、時には駆け抜けて、時には止まって。

きみはきみのままで良いんだよ。