それでも魔王は勇者と踊る
ごろん
それでも魔王は勇者と踊る
序章
序文
神の降臨という衝撃は、戦乱に生きた十人の王たちにその終結を決断させるに足りた。王たちが次に選んだ行動は、神と名乗った存在の真意を確かめることであった。抜け駆けを防ぐために一国から一人の若者が選ばれ、このイルルンカシウム大陸中央に座する霊峰の頂へと挑むこととなる。結果として人身御供となった王たちの選択だが、耳にした歴史に「契約の十人」と名付けられる若き男女の胸中は如何ばかりであっただろうか。
――神学者グィ・ドオル著「五百年前の真実」より
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