第10話 初七日

2月19日初七日を迎えました。


この日まで思い切り泣いて過ごし、本当に文字通りご飯が喉を通らず哀しみ暮れてましたが、同時にロビンの魂がまだ近くにいるような気がして、毎日ロビンの大好物だった普段のご飯に加えて甘栗や海苔、生クリームやミルクティーを祭壇にお供えし、夜はベッドに骨壺を忍ばせて一緒に寝起きをし、どれだけ感謝しているか、どれだけ大好きだったか言って聞かせました。


すると少しずつ気持ちが軽くなっていき、すっきりした青空で迎えた初七日の朝、私の大好きな場所、きっとロビンも気に入る場所をイメージし、あの場所でまた会おうね! と約束して彼を旅立たせました。


そしてやっとご飯が食べられるようになりました。


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