スピナウト・クラッズ
平沼 辰流
第1部 ドラフト・ゾーン
1-1. 蝉のいない町で
覚えているのは爆弾の音。それから、優しく髪を撫ぜる細い指。
蝉の声が欲しいな――なんて、ちょっと不謹慎かな。
ハーフトラックが作る平行四辺形の陰で涼をとりながら、
たとえ沈黙だろうが、数時間も続けば騒音みたいなものだ。
じつに、そう、つまらない。
汗ばんだTシャツに、直上から頭を灼く陽光、逃げ水が揺れる地平線。ここまで夏の要素がてんこ盛りなのに、物音ひとつしないというのは何か間違っている。
まったく、これだけ暑いのだから、あたりも相応に熱気あふれた情景が広がっているべきだ。海水浴場や祭りの屋台を出せとは言わない。せめて、蝉くらいは鳴いてほしい。
……それが不毛なクレームであることはわかっていた。
しかし実際、あまりに殺風景だった。
見渡す限りに広がる荒野。
かつての文明は骨を砕いたような白砂に覆われた。道端に点々と並び立つ電柱は一本残らず折れ、さながら都市の墓標といったところか。
ひたいをぬぐいながら足元を蹴ると、ぱっと砂が舞った。カーゴパンツの生地が淡灰色に曇ってゆくのを、真紀は眉根を寄せて見つめる。
ここは世界で最も死に近い場所のひとつ。これらのちっぽけな砂粒のひとつひとつが、毎時7000マイクログレイのアルファ線を放出している。長居をするというのは賢い選択ではない。
こみ上げた不安を隠そうと、そっとレスピレータ・マスクのキャニスタを確かめる。
「バンズ、こちらビショップ。索敵終了。前進して」
出し抜けに、頭にかけたヘッドセットから女の声が響く。
「ビショップ、バンズ。前進。
気だるげにマイクロホンのジャックを爪で引っかいて、真紀は応答した。
ついでに左手首のアナログ式腕時計を見やって、舌打ちを加える。
「時間、かかりすぎです。もう少し手際よくやってくれませんか。こちらにはマトモなNBC防護装備とか何にも無いんですけど」
「仕方ないじゃん。あっちもこっちも瓦礫ばっかで、
返事をかえす相棒の声は、どこか楽しげに響いた。よっぽど『宝探し』が面白いらしい。5年来の付き合いでも、たまにこの人の考えがわからなくなる。
真紀はマイクをミュートにして二言三言毒づく。こいつもルーチンワークだから、内容なんて気にしない。そうして落ち着くと、ハーフトラックの運転席に滑り込んだ。
最前までシートをスライドさせても、まだステアリングは遠い。
アクセルペダルの感触をブーツの足裏に確かめながら、真紀はぼんやりとフロントガラスに映る景色を眺めた。
堆積した泥で動かなくなったワイパーの向こうには、食べかけの木綿豆腐みたいなコンクリートのかたまりが、点々と出っ張りを主張している。
対地ロケットと航空機の絨毯爆撃で破壊され、おまけに中性子爆弾による放射線でグズグズに劣化した旧市街地だ。
別段、この関東平野では珍しくもない風景だった。
10年前に終結した『極東戦争』。
延べ32年、三次に渡って2000万人の死者を出した戦乱は、連合国側の焦土戦術によって終わりを告げた。
真紀は、その戦乱を覚えていない。
4歳のときからの記憶で残っているのは居住に適さなくなった広大な土地と、前線基地として整備されたいくつもの自治区、放棄された大量の兵器。復興には少なく見積もって200年と言われている。何代先になることやら。
「諸行無常ってやつ、か……」
誰にともなく呟いた言葉は、蒸し暑い運転席のどこかに消えていった。
道路に散らばる鉄筋コンクリートの残骸を砕きながらトラックを走らせていると、ほどなくしてちっぽけな廃墟群が見えてきた。
恐らく元は閑静な住宅地だったのだろう。アーカイヴに大戦前当時の写真が残っているなら、是非とも拝みたいセンスの良さを感じた――今は見る影もないが。
廃屋の壁に残った、真一文字の亀裂が傷跡のようで痛々しい。家財はいくつか残っているようだが、帰って来る人間が今もいるとは思えない。
住宅地まで300メートルの地点に到達したのを見ると、真紀は信号波を出して到着を知らせた。パッシヴセンサでシグナルを拾った相手からも同様の音波が返ってくる。
間髪入れずに地響きが起こり、土塀を崩しながら鋼の巨体が姿を現した。
高さにして7メートル強のヒト型機械。
胴を貫いて張り出した大型の機関砲が目を引く、鋭角的なフォルムの真っ赤な躯体。迷彩のめの字も無い車影は遠くからでもよくわかる。
ハーフトラックの通信アンテナがレーザー照射を受けた。前方の巨人からだ。真紀はさっさと回線を開いた。
「……はい?」
受信機の液晶ディスプレイに表示された文面が目に入った瞬間、目が点になった。
ふつふつと言葉にならない感情がこみ上げてくる。
ひたいに青筋が浮かんだのがわかった。自分の中の冷静な部分がどろどろと溶けて、マグマのような何かがこみ上げてくる。
「ふ……ふざけんのも大概にしてください!」
ヘッドセットから突き出るマイクを鷲掴みにして、真紀は叫んだ。
レーザー回線によって送られてきた通信パケットには一言、
『燃料 切れた』
の文字が並んでいた。
「私、出発前に補給しておけって言いましたよね!」
「ごーめーんって。誰にでも間違いはあることだし、いい加減許してよ」
トラックの運転室に女ふたりの甲高い怒号が飛び交う。
真紀がかんかんに怒ってみせても、助手席に座った女性は馬耳東風といった風情だ。それどころか口元には笑みさえ浮かべている。真紀が唖然としていると、「もう終わった?」と手のひらを振ってきた。
「あんた……いい加減にっ!」
真紀はダッシュボードからイオン水のボトルを投げつけた。
女性は軽やかな動作でキャッチすると、飲み口からじかにすすり始める。
艶やかな栗色のポニーテールがサファリジャケットの肩に柔らかくかかり、快活に上下する喉元を覆う。悩ましげにブラウングレーの瞳を閉じながら一心に水分補給をするその姿は、テレビのアイドルにも負けないだろう。
ただし、その左手は痛めた腰を秒間3連打の速さで叩き、イオン水を強引に流し込む咽喉は水洗トイレのような音を大音量で垂れ流している。色々と台無しだ。
「黙っていればカッコいいのに……」
健康的な小麦色をした女性の肌と、自らの生っ白い細腕を見比べ、真紀は大きなため息をついた。海老茶色のサファリジャケット以外の服装は同じ。
使っているシャンプー、リンスも同じはず。だが、19センチ差の身長と、先方のすらりとした腰高体型が決定的だった。
こんなズボラ女ばっかり美人に造りやがる。神サマなんか大嫌いだ。
「で、エルフは見つかりました?」
女が派手なげっぷとともにボトルを下ろしたところで、真紀は尋ねた。
すぐにふるふると首を振られる。
「音沙汰なし。やっぱ例の座標まで行くしかないみたい」
「やっぱり、ですか……」
真紀は言って、朝から貝のように黙ってる通信機を睨んだ。
エルフ――ぴんぴこ耳の妖精さんじゃない。
とある座標から送られてくる怪電波を偶然受信したのが3日前。
野宿しながら調べ続けて、成果は今のところゼロ。もちろん風呂も濡れタオルで済ませたから、肌はとっくに
「やっぱり鉱山基地かなあ。超長波だし」
朱色のヘアバンドでひとまとめにした髪をいじりながら女性がぼやく。
真紀はそんな彼女を醒め切った目で見つめた。
「日本に現役の鉱山基地はありません。だいたいここ市街地ですよ? どうせどっかの自治区なり潜水艦なりから拾ったゴーストに決まっていますって。そろそろ帰りましょうよぉ」
「うっさいなぁ。アタシがいるんだから安心しなって」
「相手がウォーラスだったらどうします? ガレアスの水素燃料が劣化したら? こうしてるあいだにも保全費用はかさんでいってますけど? 刻一刻と枯渇する資金からチョバム・アーマーの交換費用を捻出したのは誰でしたっけ?」
「……真紀ってさ、たまにホントにロマンが無いよね」
女が横目で見てくる。
「詩布さん、ロマンで飯は食えませんよ」
真紀はすげなく突っぱねて、目をサイドミラーに向けた。
ミラーの銀盤には、荷台の燃料槽と直結された真紅の巨人が映し出されている。
こちらの切り札であり、唯一の自衛戦力でもある、多脚戦闘車輌の『ガレアス』。
乗り手よりはお上品に燃料を飲み込んでいるが、タンクが満杯となるまでにはまだかかる。何しろこのバケモノの腹を満たすには
大口径のチューブを使っていても30分はかかる。いっそ次からはドラム缶でもくくり付けてやろうか。
「どうして出発前の点検も出来ないかな、この人は」
「ごめん。そこはマジでごめん」
「もう……はい、わかりました。手間をかけたぶんは取り戻してください」
「もちろん。バリバリやっちゃうから」
意味もなくガッツポーズを取る十歳年上の相棒に、真紀も苦笑してしまった。
まあ、宣言した手前、この女――
この人は撃破数を公表していないが、戦争中のスコアを合わせると100を超えるらしい。
歩兵支援用の
戦闘機動をしたが最後、排熱が一瞬でレッドゾーンに突入するような代物だ。
「これで一攫千金できたら、次は電磁式アンカー買おうかなぁ」
銭ゲバそのものといった顔で詩布が呟き、真紀はヘイと聞き流す。
まあ英雄サマも昔の話だ。気分屋で夢想家で、三度の飯より鉄火場とMLFV。ことあるごとにトラブルをこさえてくるこの女のせいで、これまで幾夜しとどに枕を濡らしたことか。
「……真紀」
「うるさいんですけど。今度は何ですか」
「あれ」
見ると詩布の目つきが変わっていた。
車載レーダーのディスプレイを指差すその手にさっきまでの弛みは無い。
示された方向に頭を向けた瞬間、真紀は顔を青くした。
短距離対地レーダーの電光盤に、光点が5つ表示されていた。
こうして見る間にも前方4キロの距離を示す円上を、先頭のひとつが通過していく。行軍スピードからして
「そんな……詩布さん! 戦車、せっ、戦車です!」
真紀は悲鳴を上げた。それを聞くや、詩布は手持ちのポータブル端末から冷静にガレアスの車載コンピュータへ目標のデータを送信した。
「馬賊だね? 履帯なら、あっちの方が足は速いか」
まるで天気予報の感想でも言うようだった。さんざん修羅場をくぐってきただけに、彼女がこれしきのことで動じることはない。
「どどど、どうしますか」
「アタシがなんとかするから、真紀はこの先の旧商業区で待機。いいね」
「1対5ですよ、しかも戦闘装備です!」
「正面を避けてコソコソ来たあたり、整備不良の寄せ集めでしょ」
つまらなそうに詩布は言った。「足回りをブチ割れば余裕だってば。MLFVにしたってどうせハルクだし、ガレアスの敵じゃ無いね」
それだけ言い捨てて、詩布は胸ポケットから取り出したガムを噛みながらトラックのドアを開けた。
彼女が出て行ってから1分もたたないうちに、連結解除されたガレアスが立ち上がり、真紅の巨体を荒野の陽光にきらめかせた。
「……通信、切ります」
ヘッドセットに一言告げ、真紀は送信機の電源を落とした。アクセルを踏むとハーフトラックが砂利を踏みしめ走り出す。
その後ろ姿を、詩布のガレアスが頭部の三連装光学カメラで見つめていた。
◆◇
ガレアスの戦闘室は、胴部正面に向かって右に寄った位置にある。
人間の心臓と同じだ。
リボルヴァーカノンの弾倉と排莢機構を収納する都合上、居住性は犠牲となった。
座席正面にせり出す操縦桿を握り、いつからこの狭い棺桶が日常の一部になったのだろう、と詩布はふと考える。
1年目は、暗くて火薬臭いここが嫌で仕方がなかった。
2年目から3年目に、嫌悪を殺すすべを身に着けた。
4年目から6年目で、身体が受け入れたのだと思う。
そして今。
五点式ハーネスを着けると、詩布は機械的にスイッチを弾いた。
タンクセレクタ、イグニッション、パワーチェック。
各アクチュエータにトルク伝達。レーダーをスーパーサーチにシフト。
自分の指なのに、目で追えない。
あんまり速くて、気が付いたときには終わっている。
メインモニタには遥か前方を行進する一隊の車輌群が映っていた。
車載機器の最終調整はコンピュータに任せて、詩布は敵の編成を見極めようと目を凝らした。
ターゲットボックスに囲まれた敵影は5つ。
戦車が潰れたような外見の先頭の車輌に続いて、でっぷりと太ったモスグリーンの人型が4体、300メートル間隔で横陣を組んで歩行している。
ふっ、と馬鹿にするような笑みが広がった。
「ハルクが4、あとの1つは砲戦車……指揮官は
家屋やビルの陰を縫って移動することで、ここまでレーダー網を抜けてきたのだろう。
しかし、この連中は先手のアドバンテージを自ら殺している。
旋回砲塔を持たない砲戦車は、陣地防御に使うのがセオリー。
このようにだだっ広い平野で突出させるということは、指揮を執っているのは戦車と自走砲の区別もつかない三流だ。
真紀のハーフトラックは戦域を離脱した。あとはこちらが勝手に暴れるだけ。
詩布は視線追従照準システムを起動して、ペダルを踏み込んだ。
ガレアスの四肢にトルクが伝わり、駆動を始める。
間一髪、砲戦車から放たれた砲弾がすぐ横のコンクリート片を消し飛ばした。彼我の相対距離は2600、全速力での行進間射撃だから、恐らくまぐれ当たりだろう。
ついでに敵意の有無を確かめる手間が省けた。
構わず前進を続けるガレアスに、砲戦車が回頭を始めた。
砲弾の自動装填と同時に次々と砲撃を加えるも、斜行しながら接近するガレアスに照準は定まらない。取り巻きのMLFVたちも手持ちの機関砲で散発的な弾幕を張ってきたが、この距離からの打撃としては不充分だった。
軽い音を立てて装甲が削れていく。しかし初速が足りない彼らの弾丸が、厚さ87ミリのガレアスのチョバム・アーマーを貫くことはない。
曳光弾の耽美な光跡が周囲を埋めた。
尾を曳く赤い線。彼方からの砲声が低周波を響かせる。
『当たったら楽になるかもよ』
どこかで声が聞こえた。
「……で、それが?」
じわじわと敵への直線距離は縮まっていく。
詩布はメインモニタを走る敵弾を油断なく監視しながら、好機の到来を身じろぎひとつせずに待つ。戦車砲さえ避ければいい。車体のダメージを知らせる警報も、誇らしげに沈黙を保っている。大丈夫。自分たちはまだ耐えられる。
そして、時は来た。
照準装置からの電子音が静寂を貫く。相対距離1200、照準修正完了。
ピパー・オン。
細い指がコンソールパネルの上を躍った。
「姿勢安定アンカー射出、脚部各関節固定、全火器管制マニュアル制御へ……」
流れるような操作に従い、ガレアスは射撃体勢へと移行していく。
くるぶしから火薬によって打ち込まれた杭が地を穿ち、脚部の関節が火花を散らしてロックされていく。不動の巨人は前面の敵を見据え、主の号令を待った。
詩布は表情を動かすことなく操縦桿の引き金を絞った。
「武装選択、
瞬間、巨人の咆哮が大地を揺るがした。
突き出た胴部から薬莢が散る。
白金色の閃光が迸り、連なる砲弾の光芒が旋回中の砲戦車へと襲いかかる。
着弾の刹那、小規模の爆発が砲戦車を覆った。履帯の破片が紙クズのように散らばり、ぐにゃりと曲がった砲身が急膨張して、内部で誘爆した砲弾が爆轟を上げる。
詩布が視線を移すにつれ、機関砲の砲口もその向きを変える。
タングステン弾芯による怒涛がハルクたちの貧弱な弾幕を押し返し、彼らの丸みを帯びた胴体を豪壮に叩き斬りながら荒野に砂煙をあげた。輝度を落としたモニタの向こうで、切断された部品群が裂けて飛び交う。
視界の隅で、生き残った2輌のハルクたちが側面に回っていくのが見えた。
そこいらのチンピラにしてはいい判断だ。取り乱すことなく攻勢に移っている。
今回は、実力の差で勝てた。
もし生かしたら、次はきっと強くなっている。
経験を積ませてはならない。
「……殺す」
詩布はスモークディスチャージャを起動した。
車体腰部から発煙弾が発射され、ガレアスの姿を覆い隠す。白い煙が沸き立つに伴って敵からの照準レーザーが掻き消されていく。
装備していたのは旧式の白リン弾だったが、光学ロックを妨害するには充分だ。
地面に突き刺さったままのアンカーを、爆裂ボルトが接合部ごと引っ剥がす音が聞こえた。すぐさまレーダーサイトを起動、反応の方角へ自動旋回、第2アンカー射出。
あとは、さっきの繰り返しだった。
白煙を裂いて吐き出された砲弾の束がハルクたちを貫通し、ドライヴァもろとも装甲に風穴を開ける。
最後のハルクが膝をつき、戦場は再び静寂を取り戻した。
もう、何も動かない。
どくどくと耳を打つ心音が気持ち悪かった。腕もアドレナリンで痙攣している。
「8人、か」
操縦桿から強張った指を放し、詩布はぐったりとシートにもたれかかった。
何度も、何度も倒した相手を確認する。ダメだった。搭乗区画が完全に叩き潰されている。
砲戦車に4人、MLFVの『ハルク』に各1人。
8人をたったひとりが殺したのだ。この手で。この瞬間。
『あんたは人殺し』
もう日常と化した感覚だった。いや、擦り切れたというべきかもしれない。
昔はあれだけ扱いに苦労したコンバット・ハイでさえ、この頃は感じない。
作業感、自己喪失、非現実への没入。
どれも合っている気がするし、どれも少しずつ違う気もする。どうでもいい話だ。どうやら慣れたわけでは無かったらしい。
「アタシ、なんで……」
信じられないくらい甘えた声が出て、思わず咳払いする。
こうじゃない。
まだだ。
幸いなことに、ヘッドセットのスピーカーは何も答えなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます