悠淵の三十六神

キャラ紹介 ミレイ・レリット

 〜概要〜

 中央大陸西側を統括するハルティレク大公に仕え、“公爵秘匿騎士”の異名を持つ寡黙な女性騎士。



 ~プロフィール~

▶性別


▶身長

152セルクcm


▶年齢

21歳


▶愛称・別称

公爵秘匿騎士


▶出生地

高瑞津国たかみづのくに西岸部縫扇ヌイセンの町


▶生年月日

7月11日生まれ


▶血液型

Oi型


▶職業

ハルティレク公爵直属の護衛


▶所属

ガッセリーク公爵家


▶配偶者又は恋人

ハルティレク・ガッセリーク


▶好きなもの

クローバー、白詰草シロツメグサの花(特に桃色)、ピンク色、読書、魚料理


▶嫌いなもの

魔神シュザカ


▶趣味

ガーデニング、愛剣の手入れ、時間旅行



 ~経歴~

 エルツ歴479年、倭国にて漁師の両親の元に四人兄妹の末っ子として生まれる。


 エルツ歴486年、7歳。偶然、白詰草の四ツ葉を発見し、以来好きなものとなる。


 エルツ歴489年、10歳。倭国に時空のひずみより、魔神シュザカが襲来。

 高瑞津国を滅亡寸前へと追いやり、ミレイの両親はシュザカによって殺される。

 シュザカはその後、行方不明に。


 シュザカ戦役と呼ばれたこの戦いの後、ミレイら女子供は水面下で闇奴隷に誘拐され、各地を転々とする。

 なお、エリュトリオンでの奴隷販売は六聖神の名のもとに禁止されており、バレるとアーガラム帝国帝都にて公開処刑される。


 エルツ歴491年、11歳。ガッセリーク公爵家に闇奴隷商が訪問するが、当主になったばかりのハルティレク公爵が返り討ちにし、奴隷を解放。

 当人の希望に応じてに倭国への帰還、または配下にした。この際、ミレイの魔力の高さを評価して護衛に任命した。


 ミレイとしても公爵に恩義を感じて、位の高いこの人ならば仇敵たるシュザンをその力で見つけてくれるかもしれないと思った。


 15歳、ハルティレク公爵より伯爵位を授かり、忠誠を誓う。爵位を授かることは本人は断り、周囲からの反感も強かったが、4年の間に積み上げた民衆からの信頼の方が強く、後押しされて伯爵となった。


 エルツ歴500年2月、21歳。シュザカが再来した報せを受け討伐の特殊任務を受ける。額に渾身の一撃を放つが、逃げられてしまう。

 5月、主人公と出会い、新たな武器、レト=リラフとユスモレ=マルガムを手に入れ、帰還した。

 現在に至る。



 ~人物~

 幼少期は快活な少女だったが、シュザカ戦役後、無口な性格へと変貌した。そのショックで喋れなくなる失語症を患い、治るまで4年かかった。

 その為、公爵家のメイドや主君たるハルティレク公爵と主人公一行以外はあまりしゃべることがない。

 自身でも人によって喋りやすい人、そうではない人が出てくることを悩んでいる。


 また、笑顔を見られるのが嫌いで、数年前に自身の笑顔を鏡越しで見た際に、復讐のあまり笑顔がゆがんでおり、*生成なまなりのお面のようだった。

 その自己嫌悪から人に笑顔を見られるのを嫌う。

 だが、主人公に対して無口にならない理由が武器を作ってくれた恩義を感じている、とのこと。


 上記以外にもガーデニングが趣味の一つで幼少期から好きな白詰草を芝生から変えてもらったほど。

 エリュトリオンでの白詰草の名前はトルシウムと呼ばれる。

 愛剣にもその好みが反映されており、詳しくはレト=リラフとユスモレ=マルガムのページにて。

 鉢植えもやっており、外出時はどれか一種類持っていく。愛剣から時を操る能力を授かってからは片手を突っ込んで時空間を越えて鉢植えを取り出し、手入れをしている。


 同じく手入れという点で愛剣の手入れも欠かさない。

 しかし、錆びないわ、思考同調機能で「血や汚れがついて嫌だ」と思えば時空操作の応用でそれを消失させるし、壊れ始めたらこれまた応用で壊れる前に時を戻すので表面上は意味がない。


 結局なところ、ミレイは*果幻帝鹿ログスレインのセーム革できゅっきゅっと磨いているだけだが、剣の因子人格的には“お風呂上がりに髪を拭いてくれている”とか“なでなで”されている状態らしくかなり嬉しいとのこと。気持ち的な意味合いで磨いている側面が強い。

 シュザカを倒したら絶対に壊れる契約なので本心は壊れて欲しくないようだ。


 用語説明欄

 *生成なまなり

 能のお面。生成なまなり般若はんにゃ真蛇しんじゃの順で怖い顔になる。この面は怨霊になった女性の面で怨念のレベルを表している。

 *果幻帝鹿ログスレイン

 角に果実を実らす四果鹿フリーディアスの最上位種で、強さは帝級。全長20mでその一蹴りは森の一部を消し飛ばすほど。果実は栄養価が高く、難病にも効果がある。革はセーム革にしばしば加工され、磨くだけで汚れの拭き取りに加え、切れ味が回復することから剣士御用達の必需品。

 その為、今日も討伐に向かう冒険者が絶えない。


 ~経歴~

 本編が進み次第執筆。

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