ダブルクロス3rd 「a hollow voice -虚ろな声-」
沫茶じお
トレーラー/ハンドアウト
≪トレーラー(予告編)≫
3か月前。
UGN備宝(びほう)市支部の実務部隊である洞 漂介(うろ ひょうすけ)、洞 津浪(うろ つなみ)、PC①は、とあるFHの研究所への襲撃の際、戦闘により痛手を負ってしまう。他エージェントの手助けもあり辛くも脱出に成功したPC①だが、二人の行方はようとして不明である。
そんな折、再建中のUGN備宝支部を預かるUGN日本支部長・霧谷 雄吾からの勅命として、PC①にUGN阿双(あふた)支部への異動が命じられた。
自身の相棒であった 洞 津浪が目撃された、というのである。
事実の確認のため、洞支部長の知人であるという "クイックシルバー"四道 録郎(しどう ろくろう)とともにUGN阿双支部に向かうPC①。
悲劇は、未だ終わっていない。なに一つとして。
ダブルクロス The 3rd edition
「a hollow voice -虚ろな声-」
ダブルクロス。――それは裏切りを意味する言葉。
《ハンドアウト》
※それぞれのPCの立ち位置や初期設定などです。以下のように読んでください。ロールプレイの参考にしてください)
PC①
シナリオロイス:"輝ける鉄槌(ゴルディオン・スマッシャー)"洞 津浪"
推奨感情 P:連帯感/N:嫉妬
推奨ワークス/カヴァー:UGNエージェント/(指定なし)
あなたは、かつてUGN備宝支部に所属するエージェント…だった。支部の総力をあげた潜入作戦は、FHの野望を潰したものの、それに見合うとは思えない被害をあなたにもたらした。支部は活動不能なレベルのダメージを負い、あなたも治療のため日本支部預かりの身となった…
そしていま、 "クイックシルバー"四道 録郎と名乗るUGNイリーガルに引き連れられ、UGN阿双市支部に到着した。生死不明の相棒-洞 津浪の目撃情報があったからだ。
PC②
シナリオロイス:"ガンマ"
推奨感情 P:執着/N:恐怖
推奨ワークス/カヴァー:UGNエージェント/(指定なし)
あなたはUGN阿双支部のエージェントである。とある作戦行動中、FHの工作員を撃退したあなたに、新手が襲い掛かってきた。拳をハンマーに変化させ、モーニングスターのように操るオーヴァード。彼を「ガンマ」と呼んだFHエージェントにとどめを刺し、そのオーヴァードは姿を消した。
微細な違いはあるが、その技には見覚えがあった。だが、彼は行方不明であるはずだ…
PC③
シナリオロイス:"凍える時代(アイスエイジ)"洞 漂介
推奨感情 P:信頼/N:不安
推奨ワークス/カヴァー:UGN支部長/(指定なし)
あなたはUGN阿双(あふた)市支部長である。行方不明とされていたUNGエージェント洞 津浪の目撃情報を報告したところ、日本支部長の命により、UGN備宝支部の生き残りが配属されるらしい。折しもFH工作員がなにやら暗躍しているという報告も上がっている。忙しくなりそうだ。
PC④
シナリオロイス:"クイックシルバー"四道 録郎
推奨感情 P:有為/N:不信感
推奨ワークス/カヴァー:(指定なし)/(指定なし)
あなたはUGN阿双支部に協力するイリーガルである。支部長であるPC③に付き添い、UGN備宝支部より出向してきたPC①を迎えに来た。先日も、同僚のPC②がFHのエージェントらしい男と遭遇している。あなたの直感は「どうやら一波乱ありそうだ」と告げている。そしてそれは、往々にして的中するのだ。
PC⑤
シナリオロイス:"凍える時代(アイスエイジ)"洞 漂介
推奨感情 P:信頼/N:不安
推奨ワークス/カヴァー:(指定なし)/(指定なし)
あなたはUGN阿双支部に協力するイリーガルである。行方不明であるUGN備宝支部長・洞 漂介とは旧知の仲だった。信頼する彼が行方を断ち早や3か月。情報もなく焦るあなたに、洞支部長の部下であったPC①がこのUGN備宝支部に配属になる、という連絡が入った。
《PC間ロイス》※PC同士の関係です(ルルブ1P74-75)。シナリオが開始すれば、ほかのPCと結ぶこともできます。
PC①→PC②→PC③→PC④→PC⑤→PC①と結ぶ。
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