第038話 『その日、魔法講義をした③』

 アリシアと同じ考えだったことが分かり、見つめあってイチャイチャし始めたところで、ママがリリちゃんを連れて土弄りに戻った。

 しばらくそのまま乳繰り合っているとアリシアが「あっ」と、思い出したかのように懐から『リト草』を取り出した。


「忘れておりました、お嬢様。先ほど、いくつか採ってみたのですが、いかかでしょう。上手くできていますでしょうか?」


 そこにあった『リト草』は全部で6本。調合換算で言うところの2回分だ。後程自分で調合するために端数にならないように採取したのだろう。

 1つ1つチェックをする。しかし問題らしきところはなかった。さすがに土魔法に精通しているアリシアね。

 というか、あの位置にあった『リト草』は1カ所に密集していたのは知っていたけど、こんなにあったのね。まだあそこには2本も残っている。


「大丈夫、完ぺきに採れているわ。多少土が残っているけど、キズに比べれば些細な問題ね」

「ああ、よかった。これで私も、お嬢様と同じものが作れるのでしょうか……?」


 『ほっ』としながらも嬉しそうにはにかむアリシアがカワイすぎる。さっき愛でてなければ危なかったわ。


「きっとね。でも2回分だけじゃ全然足りないわ。リリちゃんとママはレベルが低いからあんまり森の中には入れないから、私達はちょっと奥にある物を重点的に採ってきましょう」

「はいっ、畏まりました!」


 リリちゃんやママが動ける範囲よりも、さらに奥で群生していた『リト草』などの調合素材を、1周ぐるっと回って採ってきた。

 そして戻ってきたときにリリちゃんに呼び止められる。


「あ、お姉ちゃん達、おかえり! えっとね、お姉ちゃんが離れたらあのボード? が、消えちゃったの!」

「あ、ごめんね、忘れていたわ。あのボードは共有してる人から離れると消えちゃうんだったわね」


 消える距離は……何だったかな? とりあえず相手が視認できなくなるほど離れたら、共有されなかったはず。

 もう一度共有をすると、問題無く2人の前にまたボードが現れた。


「あとね、リリとママ、スキル上がったよ!」

「「おめでとう」」


 アリシアと2人でリリちゃんを撫でてあげる。


「えへへ」

「……ね、ねぇシラユキちゃん、ママも褒めてほしいな?」


 リリちゃんを見てウズウズしていたママが上目遣いで見てくる。ぐはっ……破壊力やばっ。


「ママカワイすぎっ! おめでとうっ! 好きっ!」

「ひゃっ!」


 抱きしめて頬ずりする。ずっと頑張ってるママじゃなくて、リリちゃんばっかり褒めてた気がする。

 そうよね、これからはちゃんと頑張ったママも褒めてあげなきゃ。


「は、恥ずかしいわ」

「それで2人は、何が上がったの?」

「え、えっと。ママは土魔法が3になったわ」

「リリはね、土魔法が3と、雷魔法が10になったの!」


 おや、ほぼ同じタイミングで上がったということは……。


「リリちゃん、地面に雷を流したりしてたの?」

「うん、どうなるかなって思って……だめだった?」

「そんな訳ないわ。色んなものに魔法を流すことで、その特性の理解を深められるからスキル上げに使えるのよ。そろそろ教えておこうかと思ってたけど、リリちゃんは自分で見つけられたのね、偉いわ」


 リリちゃんをいつも以上に撫で繰り回した。

 自主練として指示されたことだけじゃなく、思い付きで色々試してみるには、自由な発想が要る。リリちゃんは魔法開拓の才能があるかもしれないわね。


「そうだったのね……じゃあ、地面に水や炎の魔力を流せば、それぞれのスキルも上がるのかしら?」

「上がり方は対象との相性にもよるから、全部が均等に上がったりはしないわ。けれど、出来るなら色々と試した方が良いわね。魔法は色々と挑戦することに意味があるんだもの」

「うん、いっぱい試すね!」

「勉強になります」

「ほんと、シラユキちゃんは何でも知ってるわね」

「何でもは知らないわ。知ってることだけしか知らないもの」

「もう、なあにそれ? ふふっ」


 マジックバッグからいつものを取り出し2人に渡す。

 『アースボール』の魔法書が2枚に、『サンダーウェーブ』の魔法書と『ウォーターウェーブ』の魔法書だ。


「はい、これ。ママが覚えてないかと思ってこっちも用意しておいたわ」

「あっ、そうなのよ。ママ使い方わからないし、高いから買ってなかったの。シラユキちゃん、いつもありがとう」


 ママの魔法スキルに関しては、既に聞いてある。水魔法が13だった。

 狩人のレベルが34なら、スキルの最大値は100に達しているのだが……まぁ、きちんと制御出来て初めて、スキルは上昇を開始する。

 魔力が上手く練れない中で、スキルが10を超えていただけマシというところだ。


 ちなみに魔法職ではない職業は、魔法スキルの上昇量は特定レベルまでは3ずつだ。また、どの職業もそうだが、得意ではない武器も3で、完全に不得手であれば1や2ずつということもあり得るし、適性がなければそもそも0だったりする。

 そして、前提としてレベル0の時点では全職業ともに適正スキルの最大値は3で固定されている。リリちゃんのように魔法スキルを発現させるための措置なのだろう。


 グランドマスターだけは多分、レベル0のスキル値が全部0なのだろう。獲得条件からもそう察せられる。

 そして成長に関しては全スキル、10ずつ増えるんだろうなぁ……。あとは特定レベルから減衰が始まるかどうかだけど、これはまだまだ先の話だ。今考えても仕方ないわね。

 ただ器用貧乏は嫌なので、今は暗黒を除いた各種属性魔法と、剣スキルを重点的に育てていきたい。


 閑話休題まぁそれはそれとして


 ママの魔法スキルは、水魔法を含めてまだ伸び代がある。といっても現在の『レンジャー』のレベルは4なので、3+3×4で魔法スキルは15が最大値だ。なのでママは上限が少し近い。

 代わりにリリちゃんは魔法職なので、スキルの上限値が高い。レベルは同じく4のため、3+5×4で23だ。ただ魔法スキルはコツがわからなければ中々伸びないし、複数の属性にかまければ成長速度は更に鈍化する。

 急ぎで上げなければならない理由もないし、のんびり見守っていこうと思う。


 2人の手元からが燃え尽きた。


「お姉ちゃん、魔法覚えたよ! もう使ってもいい?」

「ダメよ」

「「ええー!?」」


 リリちゃんが仰天している。いつものように「いいよ」って言ってくれると思っていたのだろうか、甘いわね!

 というかママまで仰天している。ホントにもう、ママも甘いんだから。


「リリちゃん、そこに座りなさい」

「は、はい」


 というかお説教だ。今は心を鬼にして教育しなければ。

 ……なぜママまで正座してるのかしら? まあいいわ。


「リリちゃん、私言ったわよね? 雷は危険だから、完璧に扱えるようになるまで人前で使っちゃダメだって」

「そ、そうだったの……」

「そして魔法の特性は、本当に魔法によって多種多様よ。初めて使う魔法にワクワクする気持ちはわかるけど、雷だけは別。危険な物を扱う気持ちは、絶対に忘れてはいけないわ」

「ごめんなさい……。リリ頑張って覚えるから、教えてほしいの!」


 しょんぼりしたと思ったら、気合を入れるかのように『ふんすっ』とした。何この生き物、カワイイがすぎる。


「よろしい、心して聞きなさい。ママもアリシアも無駄にはならないから聞いていてね」

「「はい!」」


 まず『サンダーウェーブ』に関してだが、簡単に言うと電磁波から雷撃まで、多種多様なレベルの雷魔法を周囲に魔法だ。

 加減を間違うと周囲は黒焦げになるし、威力を抑えても制御を誤れば周囲が痺れるという、事故率の高い魔法だ。

 ただその分多様性も高く、敵の密集地で使えば一網打尽に出来る。慣れれば最高に使い勝手のいい魔法となる。

 大事な要点として以下を伝えた。


 1つ。慣れないと自分を中心に無差別に垂れ流す。

 2つ。慣れると特定方向に出せる。

 3つ。雷魔法は付加効果として麻痺があるため、味方を巻き込むとパーティが総崩れになる。

 4つ。魔道具に当ててしまうと誤作動を引き起こすため、人に撃つのはよく考えてから。

 5つ。土は通りにくく水は通りやすいため、『ウォーターウェーブ』で敵を濡らしてから使うと効果激増。

 6つ。水中の敵や水属性の魔物には効果特大。

 7つ。森の中で使うと周りが燃えることがある。


「こんなとこかしら」

「うう、いっぱいあるの……」

「これでも減らしたのよ?」


 機械系の魔物に特効だとか、ゴーレムとかにも使いようによっては即死魔法に早変わりだとか、他にもいろいろ言いたいことはあるもの。

 でも、今すぐに必要となるわけじゃ無いので、説明は抑えたのだ。


「えっとえっと……森の外で、人がいないところで、練習すればいいんだよね?」

「まあそういう事ね」

「リリ、行ってきます!」


 すぐにでも使いたいのか、いつも以上の速度で森の外へと走っていった。といっても、今いる場所は森の外周部。

 ほぼ外でもあるので、リリちゃんは私達から見えるところで練習をするみたい。

 見えないところまで行ったらもう1度お説教だったけど、大丈夫みたいね。


「シラユキちゃん、『ウォーターウェーブ』で濡らしておけばってことは、ママとの連携次第って事なのよね? ママも練習してくるわね!」


 そういってママが駆けていくので、その後の結末をなんとなく予想できてしまった。

 だって、で練習をするみたいな口ぶりだったもの。を。


 お互いに巻き込まないように、少し離れたところで。でもお互いに見える距離で魔法の練習をするのだろう。

 ただ、何度か練習を繰り返すうちにリリちゃんの周囲は魔法の重ね掛けにより帯電をし始めるだろうし、その頃にはママの周辺は、ママを含めてびしょ濡れだ。そして水というものは、溜まればどんどん他所へと流れて広がっていく……。

 あとは言うまでもないわね。アリシアも気付いたみたい。


「お嬢様。先ほどの説明を聞く限り、確かにお母様の魔法を使う事で、リリの魔法とは相乗効果がありそうでしたが……同じ場所で練習するのは危険では?」

「そうなんだけど、まぁ身を以て体験すれば知見も広がるでしょうし、ウェーブの魔法程度で死ぬようなことはないわ。……心配ならアリシア、神聖魔法覚えてみる?」

「……宜しいのですか? というより、私に出来るのでしょうか……」


 いつもならここで目を輝かせるところなのに、随分自信がないのね。

 もしかして昔、何かあったのかしら。まぁ、それはおいおい聞くとして……。


「駄目よアリシア、出来ないと思うから出来ないの。出来ると思えば出来るわ。……もし、自分を信じられないのなら、私の言葉を信じなさい」

「……っ! お嬢様の言葉を疑うなんてありえません。教えてください、お嬢様!」


 いつものアリシアに戻ったわね。それでこそ私のアリシアよ。


「まず、神聖魔法は通常の6属性とは仕組みが大きく異なるわ。なぜなら自然に発生することがほとんどないから、イメージがつきにくいの。そして特定の場所にしか存在しないから、中々覚えるのに苦労するわ」

「そうなのですね……」

「そこで問うわ。その特定の場所とは、どこだか知っているかしら?」

「……」


 アリシアは考え込む。まず『神聖魔法』を使うためには魔力は当然使うが、神聖属性がどういった存在かを知らなければ、扱う事もイメージすることも出来ない。

 ただアリシアは、その場所に立ち寄ってはいる。恐らくを認識していないだけだろう。


「申し訳ありません、わからないです」

「いいのよ、それがそうだとわかっていなければ認識することは難しい物ね。まずは貴女がよく知ってる場所から伝えるわ。『精霊の森』よ」

「そうなのですか? 申し訳ありません、立ち入ったことがないため、知りませんでした」


 あら。……まぁ確かに『精霊の森』は関係者以外立ち入り禁止だったりはするけど、エルフでもそうなのね。

 プレイヤーは1度許可を得てからはピクニック気分で入っていってたけど。


「そうなのね。ならいつか、2人で行きたいわね」

「は、はい! お供いたします!」

「次に、どの街にでもある教会よ。ただ、神官達の心の在りようで、この場所の神聖属性の輝きが増減するわね」

「教会ですか……?」

「ええ、教会独特の雰囲気、あるでしょう? あれが神聖属性の波動よ。雰囲気が感じられない教会は寂れているか、神官達が清らかではないかのどちらかね。ただポルトの神官たちはみな、心が清らかだったから波動も強かったわね」


 1年後の正史の世界でも、あの場所の神聖属性の波動は強いままだった。神官は、男性のみとなっていたが。


「どう? イメージついた?」

「……はい、お嬢様のお傍ほど、神聖な場所など無い事がわかりました」

「あぇ? う、うーん……それで出せるなら、別に何でもいいんだけど……。私、常日頃から神聖属性を振舞ってたりしないわよ?」


 漏れ出たりしてないわよね? 私を神聖視するあまり幻覚を見てるとか? あ、ありえる……。

 まぁこれで出なければ別のアプローチでお勉強を始めるだけだ。


「いいえ、きっと出来ます! ……しかし、どのようにスキルを上げればよいのでしょう? 漠然と使用しても何も変わらない気がするのですが」

「そうね、神聖魔法スキルは誰かに使って効果を確認していかないと何も変わらないわ。だから実際に『リカバリー』でケガ人を治すことでしか成長しないの。痛いのはちょっとやだけど……えいっ」


『スパッ』


「「え」」


 私の腕から血が出る。風魔法で浅く切ったつもりだけど、思いっきりが良すぎたのか『ダラダラ』と流れている。

 あ、すごく痛い……涙出そう。


「お、お嬢様!? 一体何を!」

「アリシアに練習してもらおうかと思って……。うぅ、痛いから早く治してぇ」

「なっ……くっ! 癒しの力、神の力、お嬢様の輝き……『リカバリー』!」


 アリシアの体から光が溢れ、私の傷口に触れると、傷がちょっと治った。切れ目が短くなった程度だ。

 というか、痛みで涙がほんとに出てき始めたけど、なんか今、恥ずかしい事を口走らなかった?


「うぅ、痛いよぉ……」

「くぅ……お嬢様の輝き、お嬢様の慈愛、お嬢様の温もり、お嬢様の微笑み……『リカバリー』!!」

 

 今度は先ほどよりも強い光がアリシアから私に流れ込み、今度こそ傷が消え去った。そこに残るのは大量の血痕だけ。あー痛かった!

 それにしても……うん、幻聴じゃなかった。すっごい恥ずかしい事口にしてるわこの子。


 いやね? 詠唱呪文っていうのは確かにイメージを明確にするための物だから、最初はあってもいいとは思うよ? でもそれは無くない? 私のいないところでそれやったらさすがに怒るよ?


「……治ったわね」


 あと、ホントに私をイメージしただけで効果があるんですけど!

 ホントに漏れ出てるのか、アリシアの妄想がヤバイ域に達しているのか……どちらだろうか。


「ああ、良かった……! 本当に良かった……!」


 アリシアは私の傷が治ったことに安堵したのか、涙を流している。ちょっと、そんな顔されたら詠唱に関して叱れないじゃない……。

 そして『ハッ』として、眉間にしわを寄せた。


「……お嬢様!」

「は、はい」

「なんてことをされるのですか! 私のためとはいえ、お嬢様が傷を負うなんて絶対にダメです! こんな事、二度としないでくださいね!!」


 アリシアからの圧に気圧されてしまう。そ、そんなに怒るほど心配させちゃったのね。

 確かに突発的な自傷行為だったし、反省するわ……。


「わ、わかったわ……」

「約束ですよ!」

「私も痛いのは嫌だし、もうしないわ。約束」


 アリシアの両手を『ぎゅっ』と握ると、彼女が身に纏っていた剣呑な雰囲気が取れた。

 アリシアちょろいわ。いえ、約束は守るけど。


「……それでアリシア、2つ良いかしら」

「はい、なんでしょうか」

「あの恥ずかしい詠唱呪文は禁止ね。今度あんなこと口走ったら1時間口をきいてあげないわ」


 そう告げた途端、世界の終りのような絶望の表情になった。最初は単純に1日と思ったけど、アリシアと会話できないなんて、私が寂しくて死んじゃうわ。

 1時間はギリギリ! ギリギリなんとか我慢できるはず……!


「そ、そんな殺生な! どうかご容赦を!」

「今回は私しかいなかったし目を瞑るわ。さっきの詠唱呪文は私がイヤなの。思う分には好きにして良いから、絶対に口に出さないでね」

「は、はい……わかりました」


 しょんぼりするアリシアには申し訳ないけど、あの呪文を方々で使われたら恥ずかし過ぎるもの。

 それでアリシアと志を同じくする教会が、率先して詠唱して世界中に広がろう物なら。……うん、きつい。


「今回は慌てていたから、イメージを固めるために使う必要があったかもしれないけど、冷静な普段の貴女なら詠唱は不要なはずよ。頑張りなさい。使う相手なら、練習してるあの子達相手で十分でしょうし」

「それも、そうですね……わかりました」

「あとは、『ローグ』のままでは色々と勿体ないわ。使える手は多い方がいいと思うし、『神官』に転職させておくね。『職業神殿』……からの、ぽちっとな」


 スキルというのは、やはりそれを得意とする職業に就いていた方が、当然スキルの上昇速度も速い。

 なので覚えさせると決まったからには、形からしっかり入らなければ。

 と、軽い気持ちで変更した。案の定というか、アリシアのレベルは0だった。


「ええっ、お嬢様、急すぎます! それに試練の仕方も……」

「試練は他人の傷を100回治す、よ。この旅であの子達は小さいケガをいっぱいするでしょうから、回数の稼ぎ時よ、頑張りなさい。それに貴女の身に危険を感じるようならすぐに戻すから安心なさい」

「うう、わ、わかりました」


 さすがにエクストラ前衛のレベル45から、ハイランク後衛のレベル0になると、ステータスの差が歴然の為、不安にもなるだろう。

 熟練の暗殺者が、唐突に一般村人準拠の貧弱さになるのだ。不安になるのもやむなし。


「最後にもう1つね」

「は、はい……」

「治してくれてありがとう、アリシア。必死に治してくれて嬉しかったわ」

「お……お嬢様ぁ!」


 アリシアが飛びついてくるので、抱きしめ返す。嬉しそうに甘えてくる彼女が愛おしくて、頬ずりをした。

 そうして彼女をカワイがっていた矢先、忘れていたハプニングが起きた。そう、ママの悲鳴が聞こえてきたのだ。

 

『ママ、あまりに良い声で叫ぶから、ちょっとドキドキしちゃったわね!』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


この作品が面白いと感じたら、ページ下部にて評価していただけると嬉しいです!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る