見えていて見えない

醜悪な事が大き過ぎて

自分だけが不幸の身の上だと閉じこもる


乱れず整列を求められるのは苦痛なのに

乱す者ははぶられる


反発し続け自分で線を引く

それを引き裂く醜悪な人間、人間、人間


そして繋いでいた微かな線は

無惨に引きちぎられていく、、、。


それでも真っ暗な闇の中でも

ひ弱でもそこにあり続けている


私にも分からない

あの子にも分からない


私にしか分からない

あの子にしか分からない


現実は無慈悲で残酷で命が蔑ろにされ

綺麗な事は奇跡の産物で見つかりもしない


傷つけて傷つけられて

“私達”は傷だらけの中で閉じこもる


描いた綺麗な夢は涙と一緒にこぼれ落ちていった















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