白昼夢な旅〜完〜
誰も居ない何処かの一室の中で
車輪の模型がひとりでにカラカラと回り続ける
澄み渡る様な青が広がる外からは
空いた窓から部屋へと心地良い風が入っていた
風になびかれパタパタと壁の白い紙が揺れる
紙に描かれているのは黒い人の様な者の姿
手には水色のリボンを付けたクマのぬいぐるみ
全身真っ黒な“ソレ”の足元は水溜まりの様な
水色で塗りつぶされている
顔は白い3本線で笑顔の様な表情を浮かべていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます