白昼夢な旅〜⑩〜
鈍い音を立て寂れた扉が閉まる
広がるのはあの壁と同じ真っ黒な空間だった
手探りに左右を探るが壁は見当たらない
暗過ぎて周りが見えず恐る恐る進む
ひたすら前に前にと進んでいると
小さな光が灯る道が現れた
トンネル?洞穴?の様な場所
光が灯る道が真っ直ぐ続く一本道
薄暗い不気味さと儚く灯る小さな光
言いようの無い複雑な感情が渦巻く
ーーーーーーーーー
どれ程、歩いてきたのだろうか
道の先が段々と狭まって行き少し息苦しい
小さな光が一際沢山灯っている
道の先に辿り着いた様だ扉が現れたのだ
これまでの様な寂れた扉ではなく
無機質な白い扉だった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます