白い雪のプリンセスは(作曲者:のぼる↑様)

少女は愛の大きさに不安が募り 

もう与えないでと鏡に投げかける

 

鏡は君だけだと少女の言葉を遮る様に言い切ると

背後から突き刺さる視線が少女の身を貫いてく  


素敵な晩餐を口に含めば意識が遠のく程に

彼女に危うい危機を知らせる


深い愛情は深い憎しみも増し

少女を深い眠りに落としていく


いつか白い棺を開けてくれる“王子様(君)”が

きっと救いに来てくれると祈りながら





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る