業⑵〜被害者side〜

平穏は突如と崩された


倒れて動かない友人

私の腕から垂れる血   


何が起きた?

痛い、友達が動かない


周囲は泣き叫ぶ声が響く


私の前にふらふらと誰かが近づいて来る


カランっと私の目の前に

真っ赤に染まった刃物が落ちる


瞬間、居た堪(たま)れない憎しみや悲しみ

様々な感情が押し寄せる


後から来た後者が叫ぶ様に

私の目の前に居る人物に問う


涙で見えず激しい感情の起伏で

何も聞こえない聞きたくない 


どうにも出来ない実状を

泣き叫んで現実逃避するしか無かった



 








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