卒業式〜コロナ渦を乗り越えて〜
※コロナ渦が終焉した後、母校で再び再会する
という設定で書いた詩になります。
静まり返った校内に響く開閉の音
僕はスッと手を上げ迎える
少し大人びた友がマスク越しに
ぎこちない笑顔を見せた
僕等にはもう窮屈な椅子に腰掛け
久しい日々の時や苦労を話し労(ねぎら)い過ごす
懐かしい校内の隅々(すみずみ)を見歩き
広い体育館へ
ステージの上で僕等はマスクを外し投げた
朧(おぼろ)げに歌う伴奏(ばんそう)の無い
拙(つたな)い校歌斉唱
僕から友へ
友から僕への証書授与
あの日あの時に誓い約束した
僕等の卒業式を
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます