第87話:まさかのCまでいっちゃった⁉

俺が彩乃のズボンに手を入れて下着越しに愛○し始めるとまるでそれをすることが正解であると言わんばかりの速さで彼女も同じことをしてきたり、それがお互いエスカレートしてズボンを脱がせ、下着を脱がせという感じでどんどん進んでいき……


双方ともに絶頂に達した後には二人とも裸の状態で抱き合っていた………ジャージや下着が雑に脱ぎ捨てられたキッチンで。


(今日したのはB (ペッティング)までだったけどそれをした場所がキッチンだったり、ある意味あれは調理みたいなものだからC (クッキング)だなって、やかましいわ‼)


なんてクソつまらないことを考えながら彩乃がお風呂からあがってくるのを待ちつつ洗濯機に色々と凄いことになっている下着やらなんやらを入れていると、湯船に浸かる時に鳴る特有の音が聞こえてきて


「さっきはいきなり頭を掴んでそのまま大人のキスまでしちゃったけど、怖くなかった?」


「普通相手が逃げられないようにギュッと抱きしめてからお○ぱいを揉みだした男にそんなこと聞くか? というか彩乃の方こそ大丈夫だったか? 途中から何も考えないでただただ己の欲求を満たすためだけに動いてたから……」


「今日のひーくんは普段してるちょっとエッチなイチャイチャの時よりも積極的だったというか、これが本当の男の人って感じたったもんねぇ」


「………………」


「でも、最初から最後までちゃんと私のことを傷付けないよう優しくしてくれてたよ。(しかも無意識でね♪)」


「あん? 最後の方なんて言った?」


声のトーン的に何か悪いことを言われたわけではなさそうだったので別にそこまで気になるというわけではないのだが、一応あのように聞き返してみたところガン無視されただけでなくその後もちょっと色々あって危うく部活に遅刻しかけた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る