第2話 ヱビスビール

 ヱビスビールの歴史は古く1890年2月25日に東京の目黒村三田(現在の東京都目黒区三田)で産声をあげた日本のビールブランドである。

当時はサッポロビールではなく日本麦酒醸造と言う会社であったが、なんだかんだ色々有って札幌のビール会社やら名古屋のビール会社やらが合体して巨大ビール会社が出来ていった。

 まあ、戦後に財閥解体の影響を受けて朝日麦酒と日本麦酒って言う二つの会社に分割されるわけだが、その日本麦酒こそが今のサッポロビール、ひいてはヱビスビールの製造販売元の原点である。


 やはり日本ビールと言えば札幌。札幌で幕をあけた日本のビールの歴史は130年以上にもわたる。そして今回紹介する、ヱビスビールは今年で丁度生誕130年だ。殆ど日本ビールの元祖って言っても過言では無いくらいだ。

 そんな歴史の古いヱビスビール、俺が初めて飲んだのも歴史は古い。

 昔テレビアニメで放送されていた新世紀エヴァンゲリオンと言うアニメでミサトさんが飲んでいたり、タイトルは忘れたが漫画でヱビスビールにこだわりを持つ人物が描かれていたりしていつか飲んでみたいと刷り込みをうけていた。

 就職してしばらくするとお金がある程度自由になり、極たまにであるが買って飲めるようになった。高いけど憧れのビールだったのだ。

 ビールに限らない話ではあるが、食べたり飲んだもの味の違いを文章で説明するのはいつも難しいが、ヱビスビールの味を説明すると他のビールと何か違って濃厚な感じ。ビール感がすごいっていうか、苦味と喉ごしが俺にはすごく気持ちがよいビールだ。

 伝わらないかな?


 本来正月にしか飲めない高級感溢れるビール。それが俺の中のヱビスビールだ、皆さんも特別な日にオススメしたい。

 この文章を書いている今はジョージアジャパンクラフトマン微糖を飲んでいる。


 今回のエピソードを書くにあたりサッポロビールの公式サイトで色々調べました。

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ビールについて @takuma1923

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