第9話 スケベより肉体的関係を優先

私は歩道を歩く。

優雅に。

エレガントに。

もう冬が駆け足で来そうな位、朝方は寒い。

JKとは寒さとの闘いだ。

短いスカートとくるぶしまでの短いソックス。防寒性は皆無だ。見る人によっては寒さを増長させているので、マイナスだ。

私は脚が長く、色が白い。

だからなのか、薄いピンク色に脚がなっている。

つまり冷えている。

水も弾くピチピチの脚だけど、冷気までは弾けない。


自分でも理解している。

秋、いやもう冬。

そんな中で短いスカートを履いているのはバカだ。

でも私は分かってるんだ。

そんな頑張ってる私をスケベなおじさんたちが視姦している事を。


そりゃそうよ。

バイブス上がりまくりでしょうよ?


白い脚がプルプルして、スカートですよ?

妄想しちゃうよねぇ?

アソコ、膨らんじゃうよねぇ?


でもガン見はしないで!

萎える。

分かりみが浅いから!


チラチラ見られるから、良いんでしょうに!


スケベなヤツから肉体的関係を望む視線。

これこそ至高!

これこそ快楽!

これこそ失楽園!


続く。



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