走れメロン！ 〜恥ずかしさを超えて〜

第5話 友達はブスⅡ

「こんにちわ。友子」

「あーメロン！」

ブスが囀るな！

両手を上げて、抱き着こうとしないで欲しい。

あー相変わらず、ブス。ドブス。トロルブスだなぁー友子は。

そして、何そのニキビ面？

そんで、何そのお腹の肉？　鏡餅？　正月の残り物なのかなぁ？　何よりなんで？　上着がピンク色のシースルーのシャツなの？

家着かもしれないけど、黒乳首が透けているのは大変見苦しい。まさに視覚から入る拷問。視覚から闇の刺客。ブラジャーをしないのは家だから？　でも服に乳首が擦れて、ビンビンに立ってるんだけど？　まるでデラウェアが２つ付いてるみたい。葡萄に例えた事は葡萄協会から抗議が来るかもしれないけど。

何よりデカイ。大きさの脅迫。

腹は3段だけど、おっぱいは無駄にデカイ。

乳首はデラウェアだけど。

男はこういうデカイだけが取り柄の胸、好きだよねえ。

乱暴に掴み。

爪を立て。

噛みつき。

赤ちゃんみたいになるんだよね？

男はみんな赤ちゃんから。大きい胸を見ると、幼児化する。それは仕方ないんだよね。だって男はみんなマザコンだから。

「ゴクリ」

母乳が出そうな胸を見て、生唾を飲み込む。

男もこんな気分で大きい胸を見るんだろうなぁって思う。

あ～私は本当に、女子で良かった。

とりあえず、何が良かったか分からないけど。

続く。