第2話 規約はきちんと読む

 大抵の懸賞には、「応募のきまり」、「応募規約」といったものがあります。中には、長くて読み飛ばしたくなるものもあります。

 それでも、応募する前には、目を通した方が良いです。何故なら、大切なことが書かれているからです。


 応募する回数が多いほど当選する確率が高くなると書かれているものもあれば、一人一回までというきまりがあるものもあります。また、地域限定や学校に通っている人限定、子どもがいる人限定のものなどもあります。

 これらのきまりを守らずに応募することは、選考をする人の負担を増やすだけの行為だと思います。


 また、ほとんどの場合は、個人情報の取り扱い方に関することが書かれています。

 懸賞そのものや賞品の発送のみに利用すると書かれているものもあれば、新しい商品やサービスなどを知らせるメールを送るためにも利用すると書かれているものもあります。

 後者の場合は、応募した時点で、メールを受け取る許可をしたことになります。その後、メールがたくさん届いて面倒になったり、飽きたりしたから受け取るのをやめようと思っても、その方法を探すのに手間がかかったり、どこにも方法が書かれていなかったりする可能性があります。

 だから、規約にメールを送ると書かれているものの受け取りたくないという場合は、最初からその懸賞には応募しない方が無難だと、私は考えます。


 そのほか、賞品そのものについての注意書きだったり、家に届くまでの期間だったり、いろいろと書かれています。このような規約は、トラブル防止のために必要だから存在しているものであり、きちんと読んで、内容を受け止めてから、応募するかどうかを判断するべきだと思います。

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