魔女と少年への応援コメント
童貞を殺すセーターとかは見たことありましたが、童貞を殺す瞳ですか。開眼したら凄いんだろうなって思っていたら、そういう能力だったとは。
でも、少年の家族を殺したときは、別の魔法でやったんですよね。それを使わなかったのは、賭けだったのかなと思いました。
魔女は忘れていたように話していますが、でも記憶の片隅には留めていて、それこそ「でも、少しだけ思います。悪いことをしたなぁと」と思っていて、少年に殺されたかったのかも。童貞ではない少年に殺されれば、それはそのときの少年の可能性が高いから。
死ぬのが幸せ。という概念で生きているけれど、自殺していない。なら、死に方にも幸せの濃淡があるのかも。
とすれば、魔女には自分が思う幸せな死を求めていた。
それが、愛した少年に殺されること。
愛していたでしょう? だって、少年に名前を教えた。
多分、名前を呼ばせたかった。形はレイプだけれども、セックスと言う愛情表現を一身に受けたかった。
我儘勝手な幸せ探しでしたが、念願叶ったように思います。
家族を殺したうえで生き残った少年をレイプ。
バリバリ狂ってますが、とても素敵だなと思いました。
あ、でも性別逆だったら、つまり魔女が男だったら殺意の波動に目覚めます(笑)
そう言えば、冒頭の自傷行為も、後悔があったからかも知れませんね。
いくら自分の幸せのために仕方ないとはいえ、やりすぎてしまったこと。
でももしかしたら本当は少年のためにやったことかも知れない。
魔女が少年を愛していて、少年の家族が少年を痛めつけていたなら、家族を殺して少年に愛を求めるのは必然のように思いますし。
そしてそれが間違っていると知ったから、自傷行為。殺されたい願望。
全部妄想ですので、間違っていたら「ちwがwうw」と否定してください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
シーチさんの長文感想だ!嬉しい!
童貞を殺すセーター……(一時期ツイッターで話題になってたあれかな?なんて愚考しながら)
闇鍋企画で、『童貞を殺す瞳』ってワードいただいたときに、どうしようと迷った結果が、もうそのまま能力として使っちゃえ!という乱暴なものでした(笑)
そうですそうです。シーチさんの感想、その通りです。
私も久々に読み返してみたんですけど、そういうことです。
魔女は、しあわせな死を求めていたから、死ねなかったんだと思います。自分で自分を、乱暴に殺すことは『しあわせ』じゃないから。
でも、死にたい=しあわせになりたい、という欲望は抑えきれずに自傷行為をしていたんだと思います。
そして、魔女は少年を愛していた。
犯したときの『少年』も、自分に殺気を向けてきた『少年』も愛していた。多分、最初は別人としてそれぞれを愛して、最後にその愛がまとまったんだと思います。
魔女は、最高にしあわせな死を迎えられたんだと私は思っています。
家族を殺した上で、レイプ。
背徳感に溢れてて、いいですよね!(おい)
魔女の狂ってる感じが上手く表現できたんじゃないかなぁと思います。
しあわせを貪欲に追い求める魔女の異質さが少しでも伝われば幸いです。
素敵な感想、ありがとうございました!
今日は良い夢が見られそうです!
魔女と少年への応援コメント
ワード指定がめちゃくちゃ良い方向に傾いていて驚きました!ブラックで透明な世界観が本当に好きです。特に瞳の描写が好きで、お話の綺麗さをひしひしと感じています。
それと、「しあわせだ、と感じたら、しあわせなんです」という一文に非常に共感しました。魔女はきっと幸せを求めて随分心が擦り減ってしまったのだと思いますが、しあわせって本当はもっと簡単で近くにあるものなのかな、と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
素敵なレビューもありがとうございます!
今回はうまく指定ワードがハマりました。私も満足いく完成度になりました。
『ブラックで透明な世界観が本当に好きです』
→ありがとうございます!ブラックで透明な世界観かぁ……。なるほどなるほど。
「しあわせだ、と感じたら、しあわせなんです」
このセリフはベタだけど、気に入ってる言葉です。
魔女のあり方と少年のあり方の違いを表現したかった一文です。
魔女はしあわせを求めるあまり、心の大事なところを失ってしまったんだと思いますが、きっと最期にはそのかけらだけでも思い出せたんではないでしょうか。
素敵な感想をありがとうございました!
あとがきへの応援コメント
闇鍋小説の製作、お疲れ様でした!
「夜」を提案させて頂いた音乃です。
心理さんの描く夜の世界が読みたく、果たして雰囲気抜群のミステリアスな物語が産まれましたね!
童貞という強めのワードが急に登場する感じ、闇鍋小説の醍醐味ですねw
時間描写を、うまく構成に練り込んでいるのがウマイ!と思いました
作者からの返信
コメントありがとうございます!
音乃さん、『夜』という素敵な言葉、ありがとうございました!
おかげさまで時間帯がすんなり決まりました。
ミステリアスな雰囲気出ていたなら一安心です。
やったー!
童貞殺しの瞳ってかなり苦労しました……。扱いに困る……。
闇鍋小説じゃないとそんなこと書きません笑
時間描写を褒めていただけるなんて光栄です!
あとがきへの応援コメント
ワード指定だったんですね!?
知らずに読んでました(笑)
でも気付かないくらい完成度が高かったと言うことですね。
お見事です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実はワード指定でした(笑)
皆さん、綺麗な単語を並べてくれるので、やりやすかったです。
他の方のを見る限り、きついなぁって組み合わせもあったので。
お褒めいただき、光栄です!