第3話 『此れはアリシアのパンツの呪い?』
うぉ~~全然意味わかんねぇ~
『一体何が起こったんだ?』
此処でパニクっていても何も始まらないって事だけは俺にも解る
今解ってる事を整理してみるか!!
今日起こった事と言えば・・・
朝方『Virtual reality world』のゲームでS級魔獣エルドザランを3時間の格闘戦の末にやっつけたのは良いが、疲れてしまってダルーク森林の湖が有る丘の上の木の下でアリシアが木に登っているのを気がつかづに眠ってしまってたんだよな~
でもなんでアリシアの奴、あんな木の上に登ってたんだ?
『パンツ丸見えだったし・・』
まあそれは学校に行ってから解った事だったけどな・・
アリシアの話を聞いて映像トレースしちまったのは失敗だったな・・
お陰で、記録映像のアリシアの純白レースのパンツ映像見つけて俺の頭の中はアリシアのパンツで一日悶々としてたんだった・・・
『思わずいった、「あ・・・白のレース」って言葉まずかったよな~アリシアに思わず睨まれちゃったもんな~あれは失敗だったわ』
ってあれが原因でこんな状態になってしまったのか?
『アリシアのパンツの呪い?』とか・・
それは無いよな~
真っ白なパンツ見た奴は死刑?
なんて事あったら怖いぜ!!
アリシアの純白パンツ見てこんな状況になったってのは取り敢えず無しだな!!
で、アリシアのパンツの事が俺の頭の中から離れなくって、学校の中じゃ一日中アリシアの純白パンツの事をずっと悶々と考えていたから授業なんて全然頭に入んなくって、帰って『Virtual reality world』のゲームでダルーク森林のS級魔獣を倒してS級魔石を取得して稼ぎまくるぜ!!って思いながら帰ってたんだった。
あ~・・あの時、空がデカイ積乱雲で真っ暗になりかけてて雨が降る前に早く帰らなきゃって思ったんだった!!
あれか?
『あの積乱雲、あのまま超~発達しちゃって落雷で大規模停電とか引き起こしちゃったのか?』
確かに一瞬目の前が物凄い真っ白になって、凄い痛みが全身に走ったもんな!!
あの後、こんな真っ暗な世界になって体の自由が利かなくなった・・・
おいおい・・
って事は・・
『俺落雷に当たって感電死とかしちゃったのか?』
悪い冗談はヨシコサンだぜ~~
俺はまだ15歳になったばかりなんだぜ~
こんな年で人生退場なんて止めてくれよ!!
ステータスが
名前 キリス・ストレイア
年齢 0歳
性別 男 人族
ストレイア侯爵 次男
レベル 90
筋力 :???????
体力 :???????
防御力 :???????
秒速俊敏性:???????
魔力量 :???????
対魔力 :???????
魔法 イメージング
アビリティ S級剣技 rv4
って表示になってるって事を考えると・・・
名前 キリス・ストレイア
年齢 0歳
ストレイア侯爵 次男
って表示はバグってない?
そう考えると
俺は『Virtual reality world』のゲームの世界、サレドニア大陸のストレイア公爵の次男として生まれようとしてるんじゃ?
そしてこの暗い狭い場所は母親のお腹の中?
「おお~~~クレイジーだぜ~~!!」
俺って人生また赤ちゃんからやり直し?
まだ俺の仮説にしか過ぎないんだけど・・・
その可能性が一番強いんじゃ?
この状態が続くとしたら・・・
『確実に俺はゲームの世界『Virtual reality world』の世界に生まれようとしているって事になる!!』
つづく・・・
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