要点整理①
🔵一部神話には、当時の状況が投影されている。
🔵天武天皇(第40代)は混迷する東アジア情勢の中、反乱を起こし登極。歴史書の編纂を命じたが、自身が投影されていると思しき神は素盞嗚尊。素盞嗚尊は、天照大神と対立し天から追放されている。
🔵天武の次代 持統女帝(第41代)は 天武の皇后であり、壬申の乱の際、天武に味方しているが、彼女は壬申の乱で敗れた大友皇子の姉(天智天皇の娘)。
持統天皇の事績は、皇祖神 天照大神に投影されている。
🔵天照大神には、「天岩戸」神話前後で中身が入れ替わったとする意見がある。「天岩戸」神話を日食のこととする見解があり、推古女帝(第33代)の御代に日食が起こっている。
🔵天武の崩御後、『日本書紀』成立までには30年以上の期間がある。
🔵天武の男系の血統は、皇室の祭祀から外されている。
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