第17語 瓊瓊杵尊

天孫


 祖母である天照大神から豊葦原中国地上を治めるよう命を受け、高天原天界より高千穂へと舞い降りた。

 かの地は、祖母が すでに豊葦原中国の王 大国主おおくにぬしより国譲りを受けていたはずだが、統治に関する記述はなく、彼の事績は国津神の娘と結婚して子をなすくらい。統一事業は、彼の曾孫である神武天皇(初代)まで待つことになる。


 「天孫降臨」神話から、天孫 瓊瓊杵尊を持統女帝より皇位を継承した文武天皇(持統の孫)に比定する見解がある。


神々:天照大神 — 天忍穗耳尊 — 瓊瓊杵尊

皇室:持統天皇 — 草壁皇子 — 文武天皇

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