第41代天皇　鸕野讚良皇女

生没年:645〜703←大宝2年12月

在位:690〜697

天智天皇の娘。大友皇子の姉。

天武天皇の皇后。

　もともと自らが即位する気はなかったが、天武天皇の喪が明ける前に1人息子が若くして亡くなったため、中継ぎとして即位、孫の成長を待ったとされる。

　孫への譲位後は、初の太上天皇となった。

祖母から孫への皇位継承はただ一例であり、その事績は天照大神の「天孫降臨」神話に投影されていると一部で指摘されている。

　正史『日本書紀』の最後を飾る天皇。

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