第12語 天武系
壬申の乱で 天武天皇が皇位に就いた結果、その血統が皇統の主流となる。後に天武の兄 天智天皇の血筋が皇位を回復したことから、その対比として用いられている。
天武天皇(第40代)から称徳女帝(第48代)まで。持統女帝(第41代)が天智の娘であったことから、女系ではあるが、天智系が続いていたとする見方も。
称徳天皇崩御時点においても、天武天皇の血筋の者は残っていたが、藤原氏の暗躍によって、天智天皇の孫である白壁王(光仁天皇:第49代)の即位が実現した。
天皇家の菩提寺 泉涌寺(通称 御寺)には、天武系の位牌は祀られておらず、神式の祭祀からも除外されている。
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