R お茶碗
お茶碗。米を盛るために使われる食器である。
もともとは茶の湯においてお茶を入れて飲むための器だったのだが、鉄道網の普及と共に陶磁器製のご飯茶碗が普及し、これがメジャーなお茶碗となった。
様々なサイズが存在し、自身の食べ切れる量の物を選ぶ事ができる。
今回はその茶碗が出てきた話だ。
利益を得ようとするのではなく、邪魔な敵として妨害しようとしてくる国もある。
これは主に産油国……中東あたりの国からが多い。
実際はそうじゃないんだけどな。
しかし利権というものに強引に割り込んだように見えるため、国際的な場で圧を書けるなどの行動が行われている。
こっちはテロまがいの行動が無いだけ中国と比べればマシだが、いつ殴り込みに来てもおかしくないのが恐ろしいところではある。
あと神を名乗っちゃってるのも絶対気に食わないと思われてる。
というかあの宣言のせいで敵に回さなくていい組織を敵に回してるところはあるんだよな。
アメリカやイギリスでも一部過激寄りの宗教組織が目の敵にしているし、なんなら国会の議題にも上がっているようである。
一神教の国は大体その辺引っかかっているようで、対処に困っているところが多い。
権益のためにその問題に目をつぶっている国がほとんどだが。
あー、世界が平和にならねーかなー。
どうあがいても乱す側だからどだい無理であるが。
ガチャを回そう。
R・お茶碗
出現したのは、ご飯がこんもり盛られたお茶碗だった。
青い色合いのお茶碗に、ずいぶんと色艶の良い白米が乗っているのだ。
米……だよな。
炊きたて特有の、ホカホカとした湯気が立ち上っている。
細かい蒸気すら目に見えるようだ。
一見してなにか変わっているようには見えない。
いや、炊きたての米がガチャから景品として出てきている事自体は変わっているが。
なんでまた白米なんかが……。
そう思って、白米を箸で持ち上げてみる。
持ち上げてみた感じはというと、高い米のような気がする。
身がしっかり引き締まっていて箸からでも弾力がわかるほどだ。
それに見た目きめ細やかなのだ。
高そうな米だなぁ……、そう思いながら掴んだ米を皿に移す。
そうして茶碗に目を戻すと。
そこには元と同じように盛られた米。
うん?
皿には移された米が乗っている。
お茶碗には、はじめと同じ量米が乗っている。
食べても減らないご飯茶碗じゃん……。
無限に白米を食べられるおデブさんの夢かよ。
そんな……ジョークグッズみたいな……。
後日。兄がせっせと炊飯器に、お茶碗の米を移し替えていた。
やめろ、ガチャ産の得体のしれない米を家族に食わせようとするな。
なおそうやって移し替えている兄の手にはすでに試し食いするために作ったであろうおにぎりが握られている。
おにぎりの形に握ったら中に具が生成されてお得だった、とか抜かしている。
そんな訳解んない事が起こってるなら炊飯器に移し替えるのやめろ!
高い米で美味しい?
それが関係あるわけないだろ!
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