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「今夜はキツネ鍋じゃっ!」
白キツネを見たおばあさんはジュルリとよだれを垂らします。そうしてすぐに仕留めようと気配を消して近付きました。
けれど、野生のキツネがそのダダ漏れの殺気に気付かないはずもありません。おばあさんがある程度近付いたところで、白キツネは一気に逃げ出しました。
「ああっ! 今夜のおかず~ッ!」
おばさんはすぐに逃げたキツネを追いかけます。頑張って走ったのですが、やはり野生動物、すぐに見失ってしまったのでした。
「うう、残念……」
白キツネには逃げられてしまったおばあさんでしたが、夢中で走っていたのでいつの間にか街の前まで来ていました。
折角だからと、おばあさんはその足で街に遊びに行く事にします。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894283874
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