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「そうじゃとも、ワシがお前様を呼んだのじゃ」
おじいさんは胸を張って自信満々に答えました。黒い何かはニタアと不気味に笑います。表情は分からないはずなのに、雰囲気でそれが伝わってきました。
「じゃあ、希望通り殺してあげる」
何かはそうつぶやくと、その腕を伸ばしておじいさんの首を絞めます。死ぬのは嫌だったものの、首を絞めれた瞬間、おじいさんはこの上ない多幸感に包まれました。なので、全く抵抗が出来なかったのです。
こうしておじいさんは何かに首を絞められて、そのまま死んでしまいましたとさ。
(おしまい)
何かに殺してもらうエンド ED6
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894396928
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