キミのパンツで慰めて!

来夢

パンチ、時々パンツ

モノローグ

守りたいものがある。

手に入れたいものがある。


太古に生きた恐竜や激動の幕末を駆けた志士たちは、命や仁義を守るために、あるいは未来をその手に掴むために、時に他人を傷付け蹴落としてきた。

 

そして、それは現代日本に生きる俺たちにとっても同じことだ。

大切なものを守るため、そして欲しいものを手に入れるために、拳を振るわなければならないときがある。

 

求めよ、さらば与えられん────


「てめえのパンツは何色だあああああああ!?」


たった一枚の布地に全てを懸ける、俺たちの戦いが始まった。

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