第33話
「ねえ、ねえ見てよ」
と、今日も図書館に少女がやってきた。
「なんだい?」
夏緒が、その少女をみると、少女の髪型がさながらパンクロッカーじゃないかってぐらいに、逆立っていた。
「寝ぐせがひどくなっちゃたんだよ」
「ええ、これ寝ぐせなの?」
「どうしよう?」
「うーん」
夏緒は少女の髪をみながら、コロンボか古畑かという感じで、考え込んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます