第7話宗教

光春くんに新たな趣味ができた


宗教だ


「ダンスサークルだから、ね。ダンスサークルだから」


とやたら誘ってくるし


「俺を十字架にはりつけにしてくれ!」


と頼んでくる


このままでは駄目だと思い


「迷える光春くん」


「は、はい」


「ぼくのお父さんは、実は宗教の偉い人だったんだ」


「本当ですか?」


そして


ガンビーという絶対怒らない人が


ぼくのお父さんに「鼻毛出てるよ」


っていわれて怒り狂った話とかしてあげた


そしたら光春くん


「ありがたいお話ありがとうございました」


そういって


20万置いて帰った


哀 れ な 子 羊

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る