Regret
リヒト
無自覚な境界線
僕は夜の
もうすぐ空が白んでくる。
僕の気持ちも
もうすぐ夜が去っていく。
潜ることは許されない。
ただ
どこにも架からず宙に注がれる無益な無意味。
浮かんでは去っていく、いくつもの形の定まらないもの。
柔らかな苦痛は微重な湿気を呼び寄せ孤独さえも遠ざける。
気怠い身体が酸素を求め欠伸する。
退屈に飽きた脳みそも欠伸を求める。
一致する現在の合理的な要求。
襲いかかる過去の猛烈な反動。
ああ、昨日は昼寝をしすぎた。
Regret リヒト @rihito39
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます