あの角を曲がるまで

我慢するのは苦手

すぐ、へばりそうになる

だけどね

そうは言っても

此処で倒れちゃいけないってことが

人生には何度かあって

その時は思うのよ


『あの角を曲がるまで』


曲がってしまえば、へたりこんで

意識を手放してしまうにしても

あそこまで

そう

あの角を曲がるまでは

そう思えば不思議と

頑張れたりするの


角を曲がっても

何があるわけではない

抱きとめてくれるのは

ひんやりとした地面だけ

それでもね

そこまで行き着いたら

力を抜くことができるから


きっと


泣けると思うんだ


やっと


わたし。

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