オトナノカタチ
痛くても苦しくても
我慢しなきゃいけないから
オトナは辛い
年月を生きただけで
わたしのココロは
全然オトナじゃないのに
オトナみたいなフリだけは
何とかできるようになったけど
本当はいつも怖くて仕方ない
オトナノカタチを保てなくなりそうで
自分を
泣きべそかいた小さな女の子が
今にも顔を出しそうで
痛くても苦しくても
我慢しなきゃいけないのが
オトナというものだけど
わたしというオトナノカタチは
滲んでは揺らいでばかり
定まらないままずっと途方に暮れている
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