重ねる

重ねる心

重ねる手と手

冬の時代を少しでも

寄り添いながら

気遣い合って


仄（ほの）かな温もりだとしても

きっと気持ちは重なって

春の時代が来るだろう

優しい想いを胸に抱く

人間（ひと）の力を信じたい


ささやかながらも一つずつ

大事なものを、なくさぬように

ゆっくりちゃんと重ねたい


日々、大切に生きていきたい


一度きりの人生だから

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