面影のひと
夢でなら
逢えはせぬかと
目を瞑る
そのひとに
語りかけても
涙に滲む
面影は
揺らいで消えて
いくばかり
君よ君
愛しき君の
名を呼んで
独り切なく
泣き濡れる
夢の中でも
逢えもせず
後ろ姿を
見失い
目を開ける
面影を
この胸だけに
仕舞いこみ
日々の暮らしへ
還り往く
君なき日々を
独り往く
面影のひと
忘れえぬひと
瞼閉じれば
笑顔だけ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます