ココアのみたいが、いつものコーヒーを飲む。
ココアのみたい
迷子のねこ
ねこが歩いている。
そういえば、飼い主でさえ、飼い猫が家を出て、久しぶりに見かけても、飼い猫なのかわからないことがあるらしい。
というのも、見た目が違って見えるからだ。たとえば、激ヤセしてしっぽが長く見えたり、毛の色が汚れてて違って見えたり。
じゃあ、どうやって、見分けるか。
個性的な模様のところを知っておく、口笛や大好きなおもちゃを指定しておくことだろう。
まあ、個性的な模様のところを知っておくだと、まっしろや、まっくろのように単色だと、通じない。
やはり、口笛や大好きなおもちゃを指定しておくことが効果的なのかもしれない。
これは、難しい問題だ。
人間は、人間を一体どうやって見分けているのだろう。
数年ぶりで、見た目が変わっていても、
あの人だとわかるのはなぜだろう。
そんなに親しくない相手であっても。
どこまでの変化が同じあの人と見分けられる境界線なのだろうか。
今、顔認証が多く取り入れられている。
同じあの人と証明する一種の機械。
やはり、ここにも、変わるものと、変わらないものがあり、変わらないものに着目しているのだろうか。
人間の、数年ぶりで、見た目が変わっていても、
あの人だとわかるのも、無意識に変わらないところを照合し、あの人だと認識しているのだろうか。
そうだとすれば、流行のように、変わるものに意識がいきがちだが、変わらないものに無意識がいきがちなのかもしれない。
変わるもの、変わらないもの。
思考が迷子になってきた。
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