第267話

「ねぇ、キスしてェ……✨👄✨✨」

 また彼女は鼻声で僕に迫ってきた。


「いや、あのォ~……😳💦💦💦」

 どうしても躊躇ためらってしまう。



「ッたくゥ、ユーマのクセに……、いつまで経っても臆病ビビりなんだからァ~……」

 上から目線で、バカにしたような表情だ。



「ゴメンなさい……」

 こんなことではいけないと自分でも解っている。

 しかし……

 


「ううゥ…、僕は佑真さんとは違いますから」


「ふゥン…、当たり前でしょ……

 何一つ、佑真カレとは似てないわ」


「ええ、そうですねェ……」

 悔しいけれども返す言葉がない。



「同じユーマでも段違いよ。

 カレとじゃァ~……」


「ううゥ…… それはそうかもしれないけど……😔💦💦💦」

 情けない事に彼女の言う通りだ。





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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