第205話

「じゃァ~、脱がしてェ……✨👄✨💕」

 またヒカリは甘えるように万歳をした。

 妖しいほど妖艶な腋の下がさらされた。



「はァ~……😔💦💦 あのねぇ……」

 もちろん彼女には逆らえない。


 なまめかしいポーズで彼女に甘えられるとドキドキしてくる。

 


 金髪ヤンキー風なワイルド✨ビーナスとのギャップが激しくて困惑してしまう。


 第一、僕は他人ひとの服を脱がした経験などない。

 もちろん童貞なので、女性の身体にもほとんどタッチしたことがない。


 かすかに指先が震えてしまった。



「フフ……✨👄✨ どうしたの……?

 こんなに震えちゃってェ」

 妖しく微笑み、僕の手を握ってきた。


「いや、あの……😳💦💦 す、すみません」

 

「フフ……、あの時と同じねェ……✨👄✨」

「え……」あの時……。



「ここに初めて来た時よ……✨👄✨✨」


「はァ~……😔💦💦💦」

 僕にとっては思い出したくもないトラウマだ。




 あの夏の日、初めてヒカリと体験するはずが、避妊具コンドーム装着つけようとする最中に暴発し、そのまま朝まで抱き合っても勃起不全になってしまった。



 あれ以来、情けない事だが、女性の前では勃起たたなくなってしまった。

 




 いわゆる『インポ』と言うヤツだ。







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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