第204話

「バカねぇ…… 私は、他人ひとをボコる専門じゃン……✨😌✨✨」

 たのしげに、笑顔の前でギュゥッと左手の拳を握りしめた。


「な……😓💦💦」

 その時、左手の薬指に指輪リングが光っていることに気づいた。

「ン……💦💦」まさか……。



「私はねぇ…✨ 蝶のように舞って、相手をボコボコにするのよ✨😆🎶✨」

 シュッシュッと軽くジャブを放った。



「えェ……😲💦💦💦 何それェ……。

 どんなヒット&アウェイですか❗❗」

 今まで、どれだけボコボコにされたんだろう。



「だけど…… 女の子だから……😢💦💦💦

 指先にちょっとかすりキズをっただけで、ひと晩じゅう泣いちゃうタイプなのよ」

 哀しそうに、泣き真似をした。



「ど、どんなタイプですかァ~~ー❗❗

 何を都合良く女の子になってンですか……

 全然、ワイルドビーナスじゃないでしょォ~ー❗❗」



「フゥン……、私はねぇ…… 他人ひとをどんなに痛めつけても何ひとつ心はいたまないけど、自分の痛みには敏感なの❗❗」

 豊かな胸を張ってみせた。



「何を威張ってるんです。

 どんな悪魔なんですかァ~❗❗」



「これだけ言えば、もうチ💟ポに皮がかぶった和真でも解かったでしょ」



「いやいや…… あのねェ……😒💦💦💦

 僕は、包茎じゃないですよ❗❗」

 何を言っているんだ。この人は……。

 


「じゃ、脱がしてェ……✨👄✨💕💕」

 また甘えたように万歳をした。



「はァ~……😔💦💦」

 やっぱり彼女には逆らえない。






∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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