第191話

『うッわァ~、イカ臭ェ……』

 しかし不意に、ヒカリがドアを開け鼻を摘まんで入ってきた。


 

『あ、ちょっと…… まだ入らないで下さい……』


『いいッてェ…… フフゥン……😅💦💦

 これが男子の部屋かァ~……』

 珍しそうに部屋の中を見回した。



『ど、どうも…😅💦💦 すみません……

 すぐに換気します』

 慌てて、扇風機でよどんだ部屋の臭気を追い払った。



 急いで部屋を片付けながら机の引きだしに仕舞っておいた避妊具を取り出した。


『ほォ~ら、オカズか❓❓ これェ……』

 小悪魔は、エロディスクを僕の方へ放り投げた。



『いえ……😳💦💦 別に……』

 受け取ったものの何となく気まずい。



『早く片付けろよ😆🎶✨』

 ヒカリは僕のベッドへ寝転がってスマホをいじり出した。

 

『ハッ、ハイ……😳💦💦』

 取り敢えず、エロ関連のモノはクローゼットの中へ放り込んだ。



 ようやくエアコンが効き始めた頃、彼女が僕の背中へ抱きついた。



『フフ…… じゃ、チ💟ポォ~……😆🎶✨

 さっそく合体ジョイントライブしちゃうゥ~~ー……🎶✨』 

 まるで、カラオケでデュエットでもするような軽いノリだ。



『い、イヤ、あ、あのォ~……😳💦💦💦』

 唐突な発言に僕は上手く対応できない。



『ほォ~ら✨😆🎶✨』

 妖艶なワイルド✨ビーナスは僕をベッドへ押し倒した。



『わァ~~~ー😲💦💦』

 彼女は、アッと言う間に僕の下腹部へ馬乗りにまたがってきた。


『キャッキャッ😆🎶✨』

 愉しげに騎乗位の状態だ。


 まるで草食動物に襲いかかる肉食獣の女豹みたいだ。



『ちょッ、ちょっとォ~…… ま、待って下さい……』

 懸命に拒んだが有無うむを言わさず、パンツを脱がされてしまった。




∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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